GravaStar Mercury X ゲーミング マウス

このマウスには、左クリックボタンを除いた5個のボタンに、専用の設定ソフトウェアまたはWeb版設定ページを使って機能を割り当てることができます。例えば、ゲームでよく使うキーボード操作やマクロ（一連の複雑な操作）をマウスのサイドボタンなどに設定することで、より素早くアクションを実行できるようになります。最上位モデルの中には10個以上のボタンを持つものもありますが、FPSや多くのゲームであれば5個の割り当てでも十分に便利さを感じられるでしょう。オンボードメモリも搭載しているため、設定をマウス本体に保存しておけば、別のパソコンに接続しても同じ設定で利用できます。ただし、ソフトウェアの入手性や日本語対応については事前に確認することをおすすめします。

このマウスは、製品コンセプトとして徹底的な軽量化（約49g）を追求しているため、重りなどを追加してマウスの重量やバランスを調整する機能は備わっていません。一般的なゲーミングマウスは100gを超えるものが多く、製品によってはウェイト調整機能で好みの重さに変更できるものもあります。しかし、このマウスは最初から非常に軽い状態で設計されており、その軽さを活かした素早い操作が最大の特長です。そのため、特定の重さやバランスにこだわりたい方や、ある程度の重さがあるマウスを好む方には不向きです。購入前に、約49gという重量がご自身のプレイスタイルに合っているかを確認することが重要です。

マウス本体の一部にGLOWSYNC RGBライティング機能が搭載されており、約1680万色の中から好みの色や光り方を選んでカスタマイズできます。単に見た目を彩るだけでなく、ゲーム内の状況と連動させたり、設定プロファイルごとに異なる光り方を設定することで、視覚的にマウスの状態を確認する目印にすることも可能です。パルス点灯、定常点灯、反応点灯など、複数のダイナミックライトモードが用意されており、専用ソフトウェアやWeb版設定ページから簡単に設定を変更できます。ゲーミング環境の雰囲気を高めたい方や、他のRGB対応デバイスとライティングを同期させたい方におすすめの機能です。RGBライティングをオフにすることでバッテリー持続時間を延ばすこともできます。

オンボードメモリ機能に対応しており、専用の設定ソフトウェアまたはWeb版設定ページで作成したボタン割り当てやDPI設定などの複数の設定プロファイルを、マウス本体に保存しておくことができます。これにより、マウスを接続するパソコンを変えても、ソフトウェアをインストールし直す必要なく、保存しておいた設定をすぐに呼び出して使用できます。例えば、プレイするゲームごとに最適な設定を保存しておけば、ゲームを切り替える際にマウスの設定も簡単に変更できます。これにより、異なる環境でも常に自分にとって最適な操作環境を維持することが可能です。ただし、設定を行うためのソフトウェアやWeb版の利用環境については事前に確認しておくと安心です。

このマウスは、2.4GHz帯の専用レシーバーを使ったワイヤレス接続、Bluetooth接続、そして付属のUSBケーブルを使った有線接続の3つの接続モードに対応しています。ゲーミング用途では、低遅延で安定性の高い2.4GHzワイヤレス接続がおすすめです。商品情報やスタッフレビューでも、遅延を感じさせない応答性が評価されています。Bluetooth接続は、対応デバイスとの手軽な接続や、PC以外のタブレットなどでの使用に便利です。USB有線接続は、充電しながらの使用や、最も安定した接続を求める場合に利用できます。状況に応じて接続方法を選べるため、デスク周りをスッキリさせたい無線環境でも、バッテリー切れを気にせず使用したい場合でも柔軟に対応できます。

このマウスには、マウスを置くだけで充電ができる専用の充電ドックは付属していません。充電は付属のUSB-Cケーブルをマウス本体に直接接続して行います。ワイヤレスマウスの中には、専用ドックに置くだけで手軽に充電できたり、特定の充電対応マウスパッド上で常に充電される製品もありますが、このマウスはケーブル接続による充電となります。ただし、有線接続時には同時に充電が行われるため、バッテリーが切れた場合でもケーブルをつなげばすぐに使用を再開できます。バッテリー持続時間（最大83時間）を確認し、定期的に充電を行うようにしましょう。就寝前や休憩時間などにケーブルで充電する運用が基本となります。