KLLZHY VRヘッドセット KLLZHY11

このVRヘッドセットは、焦点距離と瞳孔間距離の調整が可能です。特に焦点距離は、近視度数0〜600の方まで対応していると記載されており、メガネをかけずにクリアな映像を楽しめる可能性が高いです。VRゴーグル上部のボタンやダイヤルを操作して、自分の視力に合ったピントに合わせることができます。これにより、複数人でゴーグルを共有する際にも、各自の視力に合わせて調整できるため便利です。ただし、乱視や遠視への対応については記載がありませんので注意が必要です。

製品情報に具体的な調整方法の記載はありませんが、頭部に装着するタイプのVRゴーグルであるため、基本的なヘッドバンドによるサイズ調整機能は備わっていると考えられます。ベルクロやスライド式の機構で頭囲に合わせてバンドの長さを調整し、ゴーグルがずれにくいようにフィットさせることが一般的です。適切な位置に調整することで、長時間の装着でも首や顔への負担を軽減し、快適なVR体験につながります。詳細な調整範囲や固定方法については、製品写真や実際の使用で確認が必要です。

このVRヘッドセットはスマートフォンを内部にセットして使用するタイプであり、VR映像や音声自体はスマートフォンから出力されます。製品情報にあるBluetooth 3.0は付属のコントローラーとの接続に関するものであり、VRゴーグル本体がスマートフォンから映像や音声をワイヤレスで受信する機能は搭載されていないようです。音声を聴く場合は、スマートフォンの音声をゴーグル内蔵のヘッドホン（3.5mmジャック接続）から出力するか、スマートフォンのスピーカーを利用することになります。ワイヤレスでの映像/音声転送機能はありません。

VRゴーグル本体の前面に周囲の状況を確認するための外部カメラは搭載されていません。そのため、VRコンテンツの視聴中に現実世界を見たい場合や、ゴーグルを装着したまま移動したい場合は、一度ゴーグルを外す必要があります。VR世界から現実世界への切り替え機能がないため、使用中は周囲の安全に十分配慮することが重要です。特に、部屋の中を移動したり、飲み物などを取ったりする際には注意が必要です。

VRゴーグル本体に、VRコンテンツの再生/停止、音量調整、メニュー選択などの操作を行うためのボタンは搭載されていないようです。製品情報にある「3Dの上部にボタンを動かして…レンズの位置を簡単に調整」という記述は、レンズの焦点距離調整に関するものです。コンテンツ操作は、主に付属のBluetoothコントローラーや、スマートフォン側のタッチ操作などで行う必要があります。ゴーグルを装着したまま、手探りで本体のボタンを操作して直感的にコントロールすることはできません。

長時間のVRコンテンツ再生は、スマートフォンが発熱しやすい傾向があります。しかし、このVRヘッドセットには、ゴーグル内部の温度上昇を抑えるための冷却ファン機能は搭載されていないようです。そのため、続けて長時間使用すると、スマートフォンの温度が上昇し、パフォーマンスの低下やバッテリーの消耗が早まる可能性があります。スマートフォンの機種や使用するコンテンツによって発熱度合いは異なりますが、適宜休憩を取りながら使用することをおすすめします。特に夏場は注意が必要です。