JAPANNEXT JN-IPS315Q-HSPC6

高さ調整（約130mm昇降）、左右角度（スイーベルL15°R15°）、画面の向き（ピボット回転）の調整に対応しています。これにより、椅子の高さや作業姿勢、見たいコンテンツの種類に合わせて、画面を最も見やすい位置や角度に自由に設定できます。特にデスクワークで長時間使用する場合、適切な高さに調整することで体の負担を軽減し、快適な作業環境を維持するのに役立ちます。縦長の資料を扱う際にはピボット機能が便利です。

長時間の画面視聴による眼精疲労の原因とされるブルーライトの放出を抑える機能を搭載しています。この機能を有効にすることで、特に夜間や薄暗い場所での使用時、目の刺激を和らげ、疲れを感じにくくする効果が期待できます。ブルーライト軽減のレベルを調整できる場合もあり、使用シーンに合わせて設定をカスタマイズできます。ただし、ブルーライトを強く軽減すると画面の色味が暖色寄りになることがあります。

画面の明るさを調整する際に発生しやすい、微細な光の点滅（フリッカー）を抑制する技術を採用しています。一般的なモニターでは気づきにくいフリッカーも、長時間見続けると目の疲れや不快感の原因となることがあります。フリッカーフリー機能により、画面表示が安定し、ちらつきがない滑らかな映像を提供することで、長時間の作業や動画視聴でも目の負担を軽減し、快適性を保ちます。

複数の外部機器からの映像入力を、一つの画面上に同時に表示するPIP（小窓表示）およびPBP（画面分割）機能に対応しています。例えば、PCの画面を表示しながら、ゲーム機や別のPCの画面を画面の隅に小さく表示したり（PIP）、画面を左右に分割して2つの機器の画面を並べて表示したりできます（PBP）。これにより、複数の情報源を同時に確認しながら作業を進めることができ、マルチタスクの効率が向上します。

2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵しています。これにより、モニター単体で音声を出力できるため、別途外付けスピーカーを用意する必要がありません。PCから流れるサウンド、動画コンテンツの音声、Web会議の音声などを手軽に聞くことができます。デスク周りをすっきりとさせたい場合や、手軽に音を出したい場合に便利ですが、音質は一般的なモニター内蔵スピーカーのレベルであり、高品質なサウンドを求める場合は外部スピーカーやヘッドホンの使用をおすすめします。

USB Type-Cポートが映像入力と同時にデータの転送にも対応しており、USBハブ機能としても利用できます。これにより、モニターにキーボードやマウスなどのUSB周辺機器を接続し、モニターにUSB Type-Cケーブル一本で接続したノートPCなどで使用することが可能です。特にポート数の少ないノートPCを使用している場合、周辺機器の接続をモニターに集約することで、配線をシンプルにし、デスク上をより整理された状態に保つことができます。KVM機能と組み合わせることで、さらに便利に使えます。

HDR（ハイダイナミックレンジ）に対応しています。これにより、HDR規格で作成された映画やゲームなどのコンテンツを視聴する際に、より広い明るさの範囲と豊かな色彩で表示できます。従来のSDR（スタンダードダイナミックレンジ）に比べて、明るい部分と暗い部分のコントラストが際立ち、映像に深みと臨場感が生まれます。対応コンテンツでの視聴時に、よりリアルで没入感のある映像体験を提供します。

この製品にはリモコンは付属していません。モニターの電源オン/オフ、入力信号の切り替え、OSD（オンスクリーンディスプレイ）メニューでの各種設定変更などは、モニター本体に搭載されているボタン操作で行う必要があります。モニターの設置場所によっては、本体ボタンへのアクセスがしにくい場合があるため、設定を頻繁に変更する可能性がある方は注意が必要です。