iClever iClever ゲーミングマウス Nova

6つのボタンすべてに、ゲーム内のスキル発動や複雑なコマンド、PCのショートカットキーなどを割り当てることができます。専用ソフトウェアを使えば、マクロ設定も可能で、ゲームプレイや作業効率を大幅に向上させることが期待できます。ただし、ボタン数は6個と標準的であり、MMORPGやMOBAのように多数のキー操作を素早く行う必要があるゲームでは、より多くのボタンを備えたマウスの方が有利になる場合も考えられます。

マウス本体のボタン操作で、800〜6400DPIの範囲で6段階のDPI（カーソル速度）を素早く切り替えられます。ゲーム中の状況に合わせて最適な感度に瞬時に変更できるため、精密な操作や素早い反応が求められる場面で役立ちます。切り替え時にはLEDの色が変わるので、現在の設定が一目でわかります。

マウス底部を囲む360°RGBライトは、6種類のプリセットモードに加え、カスタマイズも可能です。ゲームへの没入感を高めたり、デスク周りの雰囲気を演出したりできます。ただし、一部レビューでは単色選択ができない、グラデーションや呼吸パターンのみといった制限が指摘されており、ライティングの自由度は上位モデルに比べて限定的です。

本製品は、マウス本体に設定プロファイルを保存する機能に関する記載がありません。カスタマイズした設定（ボタン割り当て、DPIなど）は、専用ソフトウェアをインストールしたPCでのみ有効となる可能性が高いです。そのため、複数のPCで利用する場合や、大会などでPCを持ち込む際には、毎回ソフトウェアの設定が必要になる場合があります。これは、上位モデルに搭載されることの多いオンボードメモリ機能の欠如と言えます。

ライトモードの切り替え（オフ含む）は、「戻るボタン」と「右ボタン」の同時押しで行えます。DPI切り替えも本体ボタンで可能ですが、詳細な設定変更（マクロ割り当てなど）には専用ソフトウェアが必要です。この機能により、ソフトウェアをインストールできない環境でも基本的なライティングやDPI調整が行えるため、手軽に設定を変更したい場合に便利です。