ケンコー(Kenko) KC-ZM13 BK
この商品、買うべき?
日常使いには非常に扱いやすいコンパクトデジタルカメラですが、起動の遅さやシャッタースピードの遅さ、手ブレ補正の弱さ(ビデオのみ)など、特に動きのある被写体や決定的な瞬間を捉えるのには不向きな場面があります。画質は価格を考慮すれば十分ですが、最近のスマホのような精細さはありません。その点が「エモい」写真やノスタルジックな雰囲気を求めるユーザーには好都合ですが、ピンボケ写真の量産や露出補正の必要性など、初心者には扱いにくい側面も指摘されています。バッテリー持ちは初期段階ではあまり良くないという声もあります。価格帯を考えると、気軽に持ち歩けるサブ機や、紛失・盗難のリスクを抑えたい海外旅行用としては適していますが、本格的な撮影や長期間の使用には限界がある可能性があります。
おすすめポイント
- 凝った撮り方をしない日常使いにはとても扱いやすい機です
- 手になじむ流線形のコンパクトデザイン
- モニター側に自撮り用のサブカメラを搭載
- タッチパネル搭載で直感的な操作が可能
購入前の注意点
- 起動に時間がかかる場合がある(満充電でも13秒、充電が減ると20秒前後)
- シャッタースピードが遅く、動きのある被写体撮影には不向き
- 手ブレ補正機能はビデオのみで、静止画にはないため、手ブレしやすい
- ピンボケ写真が量産される可能性があり、特にスマホ世代の子供には注意が必要
あなたに合っている?
こんな人におすすめ
- カメラ初心者で、複雑な操作を避けたい方
- 日常のスナップ写真を手軽に撮りたい方
- 自撮りを頻繁に行う方
- ノスタルジックな雰囲気の写真や、スマホとは違う写りを求める方
こんな人には不向き
- 動きの速い被写体(スポーツ、ペットなど)を鮮明に撮影したい方
- 暗い場所での撮影が多い方
- 高画質で細部までくっきり写る写真を求める方
- 決定的な瞬間を逃さず確実に撮影したい方
おすすめの利用シーン
- 日常のスナップ撮影
- 散歩中の風景や人物撮影
- 簡単な自撮り
不向きな利用シーン
- スポーツイベントや運動会など、動きの速い被写体の撮影
- 暗い屋内や夜景の撮影
- ポートレートで背景を大きくぼかしたい場合
評価の詳細
90位このカメラには1/2.3型CMOSセンサーが搭載されており、コンパクトデジタルカメラとしては標準的なサイズです。日常のスナップ写真や明るい場所での撮影には十分な画質を提供しますが、暗い場所でのノイズや、背景を大きくぼかした表現には限界があります。より高画質を求める場合は、より大きなセンサーを搭載したモデルを検討する必要がありますが、この価格帯では妥当な性能と言えます。
光学5倍ズーム(35mm判換算で28mm~142mm相当)を搭載しており、広角から標準、軽い望遠までカバーできます。日常のスナップや風景、少し離れた被写体を捉えるのに便利です。ただし、運動会や野鳥撮影のような遠距離の被写体を大きく写したい場合には、より高倍率のズームレンズを持つカメラが必要になります。このカメラは、手軽に様々な画角を楽しみたいというニーズに応える範囲のズーム性能を持っています。
手ブレ補正機能はビデオ撮影時のみデジタル式で対応しており、静止画撮影時には搭載されていません。そのため、特に望遠時や暗い場所での撮影では手ブレが発生しやすく、写真の鮮明さが損なわれる可能性があります。シャッタースピードが遅くなる状況では、ブレを防ぐためにカメラをしっかりと固定するか、明るい場所での撮影を心がける必要があります。静止画の手ブレ補正を重視する場合は、光学式の手ブレ補正機能を搭載したモデルを選ぶことを強く推奨します。
フルHD(1920×1080ピクセル)での動画撮影に対応しており、日常の記録や簡単な映像制作には十分な画質です。さらに、タイムラプス撮影やスローモーション撮影といった多彩な機能も搭載されているため、クリエイティブな動画表現を楽しむことも可能です。ただし、4K動画撮影や高フレームレートでの撮影には対応していません。動画撮影時の手ブレ補正はデジタル式のみですが、この価格帯のコンデジとしては充実した機能と言えます。
2.8インチのIPSタッチパネル液晶モニターを搭載しており、メニュー操作や設定変更が直感的で簡単に行えます。また、モニター側に自撮り用サブカメラを搭載し、ワンボタンで切り替えられるなど、使いやすさに配慮されています。オートモードが中心で、複雑な設定なしに撮影できるため、カメラ初心者でもすぐに使いこなせるでしょう。ただし、マニュアル設定の自由度やカスタマイズ性は限定的です。撮影機能としてオート、マニュアル、ポートレート、ランドスケープなどが用意されていますが、より高度な設定を求めるユーザーには物足りないかもしれません。
ケンコーは光学機器メーカーとして長年の実績がありますが、デジタルカメラ分野では他社に比べて選択肢が少ない印象です。この製品は、光学機器メーカーとしての信頼性を期待して選ばれることが多いでしょう。ただし、スタッフレビューの中には保証書が入っていなかったり、初期不良対応に課題があったという声も見られます。購入後のサポート体制や保証期間については、事前に確認しておくことをお勧めします。一般的な使用においては問題ないと考えられますが、長期的な信頼性については未知数な部分もあります。
バッテリーの持ちに関する具体的な数値データはありませんが、スタッフレビューでは「購入後まだ日も経っていないため、現状のバッテリー持ちはあまり良くない」との報告があります。一般的に、リチウムイオンバッテリーは数回の充放電を経て本来の性能を発揮するため、使い始めは持続時間が短いことがあります。しかし、長時間の撮影や旅行などでは、予備バッテリーの携帯が推奨されます。USB充電に対応している点は便利ですが、バッテリー性能自体は、このクラスのカメラとしては標準的か、やや劣る可能性があります。
21,800円という価格は、光学5倍ズーム、2.8インチタッチパネル液晶、自撮り用サブカメラといった機能を搭載したコンパクトデジタルカメラとしては非常に魅力的です。特に、手軽に日常のスナップを楽しみたい方や、初めてデジタルカメラを購入する方にとっては、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。ピンボケ写真の量産や静止画の手ブレ補正がないといった弱点はあるものの、価格を考慮すれば十分な機能を備えています。競合製品と比較しても、この価格帯でこれだけの機能を備えたモデルは多くありません。
商品概要
ケンコー(Kenko)のコンパクトデジタルカメラ KC-ZM13は、日常のスナップ撮影を手軽に楽しむためのモデルです。焦点距離28mm~142mmをカバーする光学5倍ズームを搭載し、広角から望遠まで幅広いシーンに対応します。特に、手になじむ流線形のコンパクトデザインは、どなたでも持ちやすく、約135g(本体のみ)と軽量なため、気軽に持ち歩けます。モニター側には自撮り用のサブカメラが搭載されており、ワンボタンで切り替えて簡単に自撮りが可能です。2.8インチのIPSタッチパネル液晶モニターは直感的な操作を可能にし、カメラ初心者にも扱いやすい設計となっています。動画撮影はフルHD(1080p)に対応し、タイムラプス撮影やスローモーション撮影といった多彩な機能も備えています。また、USB接続でWebカメラとしても利用できるため、オンライン会議などでも活躍します。スマートフォンや一眼カメラとは一味違う、ノスタルジックで柔らかな風合いの写真撮影を楽しみたい方におすすめです。
機能一覧
光学5倍ズームを搭載しており、レンズを物理的に動かすことで画質を劣化させずに被写体を拡大できます。焦点距離28mmから142mm相当までカバーするため、広角から望遠まで幅広い撮影に対応可能です。遠くの被写体をきれいに引き寄せたい場合に便利ですが、高倍率ズームに比べるとズーム範囲は限定的です。
手ブレ補正機能はビデオ撮影時のみデジタル式で対応しています。静止画撮影時には手ブレ補正機能が搭載されていないため、特に暗い場所や望遠撮影時には手ブレに注意が必要です。ブレを防ぐためには、カメラをしっかり固定するなどの工夫が求められます。この点が、よりクリアな静止画を求めるユーザーにとってはデメリットとなる可能性があります。
商品情報にシーン自動認識機能に関する明確な記載がありませんでした。オートモードは搭載されていますが、カメラが自動でシーンを判別して最適な設定を行う機能については確認できませんでした。撮影機能として「オート」はありますが、具体的なシーン認識機能の有無は不明です。より高度なシーン認識機能を求める場合は、他のモデルをご検討ください。
撮影時にノーマル、白黒、ナチュラル、ネガ、暖色、Hiコントラストといった画面効果を選択できます。これにより、写真に個性的な雰囲気や表現を加えることが可能です。これらの効果は撮影設定で有効にするもので、後から変更するタイプではありませんが、手軽に写真の印象を変えたい場合に役立ちます。
商品情報に顔認識AF機能に関する明確な記載がありませんでした。オートフォーカスは搭載されていますが、人物の顔を自動で検出してピントを合わせる機能については確認できませんでした。ポートレート撮影などで顔に確実にピントを合わせたい場合は、顔認識AF機能を搭載したモデルを選ぶことをお勧めします。
商品情報にWi-Fi連携機能に関する記載がありませんでした。撮影した写真をスマートフォンやタブレットにワイヤレスで転送する機能は搭載されていないようです。写真を共有したい場合は、USBケーブルでPCに転送するなどの方法が必要になります。スマホ連携を重視する方には不向きなモデルと言えます。
商品スペック
| 有効画素数 | 1600万画素 |
|---|---|
| 焦点距離 | 5.1-25.5mm |
| 光学ズーム | 5倍 |
| 撮像素子サイズ | 1/2.3型 |
| 開放F値 | 3.9-6.3 |
| ISO感度 | 100-3200 |
| 手ブレ補正機能 | デジタル式(ビデオのみ) |
| 動画撮影機能 | フルHD |
| Wi-Fi | - |
| 本体重量 | 135g |
サイズ・重量
ブランド・メーカー
ケンコー(Kenko)小さなバッグにおさまる、大人のお散歩カメラKC-ZM13クラシックボディが気持ちを上げる。KC-ZM08どちらにする?カーブデザイン/クラシックデザインよりシンプルな機能・デザインが魅力のシリーズトイカメラシリーズもっとコンパクト。
よくある質問(Q&A)
Q.初心者でも簡単に使えますか?
Q.持ち運びに便利なコンパクトさと軽さですか?
Q.自撮りはしやすいですか?
Q.写真の写りは、スマートフォンと比べてどうですか?
Q.カメラの起動は速いですか?バッテリーの持ちはどうでしょうか?
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| 有効画素数 | 1605 万画素 | 焦点距離 | 24-1440 mm |
| 光学ズーム | 60 倍 | 撮像素子サイズ | 1/2.3型 |
| 開放F値 | 6.5 | ISO感度 | 100-12800 |
| 手ブレ補正機能 | 有り | 動画撮影機能 | ムービー |
| Wi-Fi | 有り | 本体重量 | 529 g |










