SYNCO Xview M4 フォン ブログ セルフィーモニター

リアカメラでの自撮りに必須の機能であり、本製品にも搭載されています。これにより、スマートフォンの高画質リアカメラを使用しながら、画面上で自分の姿を正しい向きで確認できます。ポーズや表情、構図などをリアルタイムで調整できるため、納得のいく映像を効率的に撮影することが可能です。特にVlogやライブ配信など、自分を被写体とするコンテンツ制作において、この機能の有無は使い勝手に大きく影響します。

本製品には、画面上にグリッド線を表示するなど、撮影時の構図決めをサポートする機能は搭載されていません。基本的な自撮りモニターとしての機能に特化しており、より詳細な構図調整を行いたい場合は、接続するスマートフォンのカメラアプリ側の機能に依存する必要があります。シンプルさを重視するユーザーや、スマホアプリの機能で十分という方には問題ありませんが、モニター単体での高度な構図アシストを求める方には不向きです。

モニター本体に折りたたみ式のスタンドは内蔵されていません。テーブルなどに置いて自立させる場合は、別途ミニ三脚やスタンド、あるいはスマートフォン自体にスタンド機能が必要となります。MagSafe対応のためiPhone背面にはマグネットで固定できますが、それ以外の設置方法については、別途アクセサリーを用意する必要があります。手軽に様々な場所に単体で置きたい場合には不便を感じる可能性があります。

画面を直接タッチして操作するタッチパネル機能は搭載されていません。操作は本体側面の物理ボタンで行います。タッチ操作に慣れている方にとっては、メニュー選択や設定変更に多少手間を感じるかもしれません。しかし、物理ボタン操作は誤操作が少なく、手袋をしている場合などにも操作しやすいという利点もあります。シンプルな操作性を好むユーザー向けと言えます。

Type-CポートからのUSB給電に対応しています。内蔵バッテリーでの駆動に加え、モバイルバッテリーなどから電源を供給しながら使用できるため、バッテリー切れを気にすることなく長時間の撮影が可能です。特に屋外など、電源コンセントが利用できない場所での撮影において、モバイルバッテリーと組み合わせることで安心して使用できる点は大きな利点です。汎用性の高いType-Cである点も便利です。

モニター本体にヘッドホンなどを接続するための音声出力端子（例：3.5mmジャック）は搭載されていません。接続している機器（スマートフォンなど）から出力される音声をモニター側でリアルタイムに確認することはできません。動画撮影において、外部マイクの入力状況や周囲のノイズレベルをモニターしながら録音したい場合には、接続機器側の機能や別のモニタリング方法を検討する必要があります。

本体の物理ボタンに特定の機能を割り当てるカスタマイズ機能は搭載されていないようです。基本的な操作は決まったボタン配置で行います。「直感的な操作性」という説明から、シンプルなボタン操作体系を採用していることがうかがえます。特定の機能をワンタッチで素早く呼び出したいといったニーズがある場合には、この機能がないことで操作性に制限を感じる可能性があります。