Delimo Delimo 電動コーヒーミル DL-CG400

セラミック臼を採用しており、静電気の発生を抑える効果が期待できます。スタッフレビューでも、微粉の飛び散りが少ないというコメントがあり、静電気による粉の付着や飛散はかなり抑制されているようです。これにより、挽いた後の後片付けが手軽になり、清潔な状態を保ちやすくなっています。特に手頃な価格帯の製品としては、この機能がしっかり機能するのは大きなメリットです。粉をスムーズに扱えるため、ストレスなくコーヒーを淹れる準備ができます。

特定の挽き時間や量を設定するタイマー機能は搭載されていません。本製品は、ボタンを押している間またはホッパー内の豆が無くなるまで自動で停止する仕様です。そのため、挽く量を調整したい場合は、手動でスイッチを操作するか、ホッパーに入れる豆の量を調整する必要があります。上位モデルにあるような、毎回同じ量の粉を簡単に準備するためのタイマー機能はありませんが、シンプルな操作で使用できる点がこのモデルの特徴です。

コーヒー豆の粉受け容器、臼部分、ホッパーは取り外して水洗いが可能です。これはコーヒーの油分や微粉を効果的に洗い流せるため、非常に衛生的です。常に清潔な状態で使用することで、酸化した古いコーヒーのニオイが移るのを防ぎ、豆本来の風味を損なわずに済みます。ただし、本体のモーターなど電気部品を含む部分は水洗いできませんので、濡らさないように注意してメンテナンスを行う必要があります。手軽に清潔を保てるのは日常使いで嬉しいポイントです。

部品が正しくセットされていないと動作しないといった、明示的な安全ロック機能に関する記載はありません。自動停止機能はありますが、これは豆が無くなった際に停止する機能です。使用する際は、各部品がしっかりと取り付けられているか目視で確認する必要があります。小さなお子さんやペットがいる環境で使用する場合は、特に注意して保管場所を選ぶなどの配慮が必要になるかもしれません。シンプルな構造ゆえに、このような安全機能は限定的と言えます。

本製品はUSB充電式のコードレスタイプであるため、そもそも電源コードがありません。したがって、コード収納機能も搭載されていません。コードレスであること自体が利便性であり、収納時にコードが邪魔になることがないというメリットがあります。持ち運びや設置場所の自由度が高い反面、充電中はUSBケーブルを接続しておく必要があります。使用しない時はコンパクトなスティック状になるため、棚などにすっきり収納できます。

挽きたいコーヒーのカップ数を選択する機能はありません。一度に挽ける豆の容量は約25g（2〜3杯分に相当）であり、ホッパーに入れた豆の量に応じて挽く形になります。特定のカップ数に合わせた挽き時間を自動で設定する機能はありませんので、毎回同じ量の粉を用意したい場合は、豆を計量してからホッパーに入れる必要があります。シンプル操作を重視しているため、多機能性より手軽さが優先されています。計量の手間は発生しますが、慣れれば問題なく使用できます。