タニタ 黒球式暑さ指数計 TC-301

測定した熱中症指数（WBGT値）に基づき、「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」といった、段階的なリスクレベルをディスプレイに表示する機能です。暑い場所での活動時や、お子様や高齢者を見守る際に、数値だけでなく、直感的に現在のリスクの高さが把握できます。具体的な行動指針が示されるため、どのような対策を取るべきかをすぐに判断でき、熱中症のリスクを未然に防ぎやすくなります。

熱中症指数が設定された危険レベルに達すると、音と点滅する光で知らせる機能です。屋外での作業中やスポーツ時、また屋内で過ごしている際に、ディスプレイを常に見なくても危険な状況を察知できます。目と耳の両方で警告を受け取れるため、気づきにくかった熱中症のリスクを確実に通知し、早期の休憩や対策を促すことで、安全を守る手助けとなります。

測定する環境が屋外か屋内かに合わせて、熱中症指数の計算方法を切り替える機能です。直射日光の当たる場所や風通しの悪い室内など、使用環境が変わるたびに最適な測定条件に調整できます。環境要因を考慮した正確な指数を把握できるため、より実態に即した熱中症対策が可能となり、適切な予防行動を促します。

過去の熱中症指数や温湿度データを一定期間、本体に記録する機能です。毎日の気温や湿度の変化を後から確認したい時や、特定の場所の環境変化を追跡したい時に便利です。環境の変化傾向を把握できるため、例えば日中の暑さのピーク時間帯を予測したり、特定の場所での対策効果を評価したりするのに役立ち、より効果的な熱中症対策計画を立てられます。

周囲の明るさを感知し、ディスプレイのバックライトを自動的に点灯させる機能です。薄暗い場所や夜間でも、手動で操作することなく、いつでも画面の表示内容をはっきりと確認できます。暗い環境でも熱中症指数やアラートを見落とすことなく、素早く状況を把握できるため、より安全な対策を講じるのに役立ちます。