KIBU SmackApe Impact 80 メカニカルキーボード

本製品はARGBバックライトと側面ライトバーを搭載しており、キーボード全体と側面から鮮やかなRGBライティングを楽しむことができます。32個のLEDがフロスト調PCディフューザーを通して幻想的な間接照明のような演出を実現し、明るさ、色、エフェクトを自由にカスタマイズ可能です。VIAソフトウェアを通じて詳細なライティング制御が行えるため、ゲームの雰囲気や個人の好みに合わせて多様なイルミネーションを設定できます。無線接続時にはバッテリー節約のためバックライトをオフにすることも可能です。

本製品はゲーミングキーボードとして2ms台の超低遅延を実現しており、複数のキーを同時に押した際の正確な入力を保証するNキーロールオーバー機能に対応していると考えられます。これにより、複雑なコマンド入力や高速なタイピングが求められるゲームにおいても、すべてのキー入力が正確に認識され、誤操作を防ぎます。ただし、具体的なNキーロールオーバーのキー数に関する明記はありませんが、一般的なゲーミング用途であれば十分な性能を発揮すると期待されます。

本製品には、キースイッチのアクチュエーションポイント（キーが反応する深さ）を調整する機能に関する記載がありません。この機能は、よりシビアな操作が求められる一部のプロフェッショナル向けゲーミングキーボードに搭載されることが多く、キーの反応速度をミリ単位で調整することで、プレイスタイルに合わせた最適な入力感を実現します。本製品はホットスワップ対応のため、スイッチ自体を交換することで打鍵感や反応速度をある程度調整することは可能ですが、ソフトウェアによるアクチュエーションポイントの動的な調整はできません。

本製品はVIAソフトウェアに完全対応しており、キーマッピングのカスタマイズが可能です。これにより、誤って押すとゲームの進行を妨げる可能性のあるWindowsキーなどの特定のキーを、ソフトウェア上で無効化したり、別の機能に割り当てたりすることができます。この機能は、ゲームプレイ中の誤操作を防ぎ、集中力を維持するために非常に役立ちます。専用の物理的なキーロックボタンは搭載されていませんが、ソフトウェアによる柔軟な設定で同等の効果を得ることが可能です。

本製品には、キーボード本体にUSBパススルーポートを搭載しているという記載がありません。USBパススルー機能は、キーボードに直接マウスやヘッドセットなどの周辺機器を接続できるため、PC本体のUSBポートを節約し、デスク周りの配線をすっきりと整理できる利点があります。本製品は有線接続にUSB-Cを使用しますが、追加のUSBポートは提供されていないため、周辺機器の接続にはPC本体のポートを使用する必要があります。

本製品には、音量調整やメディア再生・停止などを操作するための専用のメディアコントロールボタンやダイヤルは搭載されていません。一般的なキーボードと同様に、FNキーと組み合わせることでこれらの操作が可能であると推測されますが、商品情報やスタッフレビューには具体的な言及がありません。また、スタッフレビューではFNキーのショートカットがキーボードに印字されていないため、使用する場合は覚える必要があるという指摘があります。これにより、ゲーム中に素早くメディア操作を行う際の利便性は限定的となる可能性があります。