COFIBREWS コーヒーグラインダー CG215B-SV

このグラインダーは、挽いた粉を受けるトレイが取り外し可能で、内部の粉を払うためのブラシも付属しており、日常的なお手入れがしやすい設計になっています。粉の出口部分も取り外して清掃できるため、コーヒーの油分や微粉の蓄積を防ぎ、風味の劣化や異臭の発生を抑えやすいでしょう。ただし、挽き刃自体の取り外しやすさについては明記されていないため、より徹底的な清掃が必要な場合は確認が必要です。それでも、一般的な使用における清掃の手間は大幅に軽減されると考えられます。

ホッパー容量は10.6オンス（約300g）と、一度に複数杯分を挽くのに十分な容量を備えています。本体サイズは幅13cm、奥行き36cm、高さ16.5cmと、比較的コンパクトに収まる部類に入ります。ただし、挽いた粉を受けるコンテナの容量については明記されていないため、一度に挽く量が多い場合は注意が必要です。設置場所のスペースは確保しやすいですが、コンテナ容量の確認はしておくと良いでしょう。

このグラインダーは450rpmという低速で豆を挽くため、摩擦熱の発生を抑え、コーヒー豆本来の風味を損ないにくいというメリットがあります。これは、高品質なコーヒーを追求する上で非常に重要な要素です。ただし、運転音の大きさについては具体的な記載がありません。一般的に電動コーヒーミルは一定の動作音が発生するため、集合住宅にお住まいの方や早朝・深夜に使用する方は、事前にレビューなどで実際の音の大きさを確認することをおすすめします。速度自体は風味維持に貢献する良い仕様と言えます。

¥35,944という価格はコーヒーグラインダーとしては比較的高価な部類に入りますが、45段階の精密な粒度調整、高品質なコニカル刃、静電気防止技術、タイマー機能など、本格的なコーヒー抽出に必要な機能を多数搭載している点を考慮すると、コストパフォーマンスは高いと言えます。特にエスプレッソ抽出を重視する方や、様々な抽出方法でコーヒーの味を追求したい方にとっては、この価格で得られる性能と使い勝手は十分に魅力的でしょう。ただし、メーカーの信頼性や保証面で未知数な部分があるため、その点を考慮して判断する必要があります。