MiKi アルミ製車椅子 BAL-14

本製品は介助型であり、介助者が操作することを前提としています。アルミ製フレームにより基本的な走行安定性は確保されていますが、重量が20.6kgと重いため、介助者が長距離や坂道を走行する際には相応の労力が必要です。小回りの利きやすさについては、一般的な介助型と同程度と考えられますが、重量が操作の軽快さに影響を与える可能性があります。

リクライニング機能、左右独立エレベーティングフットレスト、アームサポート取り外し機能を備えており、利用者の身体状況やニーズに合わせて細かく調整が可能です。これにより、長時間の使用における身体的負担を軽減し、褥瘡予防や血行促進にも寄与します。移乗時の利便性も高く、快適な姿勢を保つ上で非常に有効な機能です。

プッシュトゥロック式の駐車ブレーキを搭載しており、停止時の車椅子の固定は確実に行えます。しかし、介助者が走行中に速度を調整するための介助ブレーキに関する明確な記載がありません。リクライニング機能があるため、後方転倒防止装置の有無も重要ですが、これについても記載がないため、使用時には介助者が特に注意を払う必要があります。

アルミ製フレームを採用していますが、製品重量が20.6kgと、介助型車椅子としては非常に重い部類に入ります。これにより、車のトランクへの積載や、公共交通機関での持ち運び、自宅での収納時の介助者の負担が大きくなります。折りたたみに関する具体的な寸法や方式の記載がないため、コンパクト性については不明ですが、軽量性には欠けます。

リクライニング機能と左右独立エレベーティングフットレストにより、利用者の姿勢を細かく調整できるため、長時間の使用における快適性が向上します。これにより、身体にかかる圧力を分散させ、褥瘡（床ずれ）のリスクを軽減する効果が期待できます。シート素材に関する詳細な記載はありませんが、これらの調整機能が快適な座り心地に大きく貢献します。

株式会社ミキ製という信頼性の高いブランドであるため、製品全体の品質と耐久性は期待できます。アルミ製フレームは堅牢であり、日常的な使用に耐えうる設計です。メンテナンスに関する具体的な情報は少ないですが、シンプルな構造であるため、日常的な清掃や点検は比較的容易に行えると考えられます。長期的な部品供給も期待できます。