エレコム(ELECOM) エレコム マウス ワイヤレス トラックボール 人差し指用 8ボタン ブラック M-DT2DRBK

本製品にはポインタの移動速度を750/1500カウントの2段階に切り替えられるスイッチが搭載されています。これにより、ウェブ閲覧時は速めに、細かい作業時は遅めにと、用途に合わせてカーソルの速度を調整することが可能です。ただし、上位モデルにあるようなより多段階かつ広範囲なDPI設定には対応していません。必要十分な機能ですが、高解像度ディスプレイでの精密作業など、より細やかな速度調整が求められる場合は、物足りなさを感じる可能性があります。

本製品は光学式センサーを搭載しており、センサーの種類を切り替える機能はありません。センサー方式は固定されています。トラックボールの動きを検出する高性能な光学式センサーが採用されていますが、使用環境に合わせて異なる種類のセンサー（例：レーザーセンサーなど）に切り替えるといった機能は非搭載です。一般的な用途であれば問題なく使用できますが、様々な素材の机上で使用する場合など、特定の環境下での性能を最適化する機能は備わっていません。

本製品は8ボタン（ホイール含む）を搭載しており、左右クリック、進む・戻る、チルトホイールに加え、3つの機能割り当てボタンがあります。これらのボタンには、エレコムが提供する無料ソフトウェア「エレコム マウスアシスタント」を利用することで、様々な機能を自由に割り当てることができます。コピー&ペーストや特定のアプリケーション起動など、よく使う操作を割り当てることで、作業効率を大幅に向上させることが可能です。特に、トラックボールで頻繁に使う操作を割り当てることで、マウスから手を離さずに多くの作業を完結できるようになり、利便性が高まります。

本製品の接続方式は2.4GHz帯ワイヤレス接続のみです。USBレシーバーを使用してパソコンと接続します。Bluetooth接続には対応していないため、複数のデバイス（PC、タブレットなど）と簡単にペアリングを切り替える機能はありません。また、USBポートがないデバイスや、USBポートを空けておきたい場合には不向きです。接続の安定性や遅延の少なさという点では2.4GHz無線にメリットがありますが、Bluetoothのような汎用性や手軽な切り替え機能は備わっていません。

本製品には本体裏面に物理的な電源スイッチがあり、手動でオン/オフを切り替える仕様です。パソコンの電源と連動して自動的にマウスの電源が入ったり切れたりする機能は搭載されていません。使用しない時は手動で電源を切ることで電池の消耗を防ぐ必要があります。電源を切り忘れると電池が無駄に消耗してしまう可能性があるため、使用後はこまめに電源スイッチをオフにする習慣が必要です。手動での操作が必要となります。

本製品には、電池の交換時期をお知らせする電池残量表示ランプが搭載されています。これにより、突然の電池切れを防ぎ、電池交換のタイミングを事前に把握することができます。ランプが点灯または点滅することで電池残量の低下を視覚的に知らせてくれるため、安心して使用を続けられます。ただし、具体的な残量を数値で確認できるものではなく、あくまで交換時期の目安を示す簡易的な機能となります。電池の残量を細かく管理したい場合は、OS側の機能などを併用する必要があります。