Masimo マイティサット 59-133

商品情報には本体の具体的な重量やサイズ（高さ、幅、奥行き）の記載がないため、詳細な評価はできません。一般的な指先クリップ型パルスオキシメーターの範疇に収まるサイズ感と推測されますが、特筆すべき小型軽量性や携帯性を強調する情報はありません。日常的に持ち運ぶには問題ないと考えられますが、極限までコンパクトさを求める場合には実物での確認が推奨されます。

電源はアルカリ電池を使用しており、電池交換の手間は発生しますが、充電切れの心配なくすぐに使用できる利点があります。電池寿命に関する具体的な記載はありませんが、一般的なパルスオキシメーターと同様に、ある程度の期間は連続使用が可能と推測されます。充電式バッテリーのような繰り返し使える経済性や利便性はありませんが、緊急時にも電池を交換すればすぐに使える信頼性があります。

SpO2と脈拍数の測定に加え、PVi（脈波変動指標）の算出機能やBluetooth無線通信機能を搭載している点が大きな特徴です。PViは呼吸による灌流指標の変化を捉えることで、より詳細な生体情報を提供します。Bluetooth連携により、測定データをアプリで管理・分析できるため、日々の健康状態のトレンド把握や医療機関との情報共有に役立ちます。画面の4方向回転機能も使い勝手を向上させる付加機能です。

本体内部に柔らかいシリコンパッドが使用されており、指へのフィット感や快適性に配慮されています。しかし、製品の素材が消毒しやすいか、抗菌加工が施されているかといった衛生面に関する具体的な記載はありません。複数人で使用する場合や、清潔さを特に重視する場合には、使用後の清掃方法や素材の特性について別途確認することをおすすめします。

販売価格が56,500円と、一般的な家庭用パルスオキシメーターと比較して非常に高価な部類に入ります。しかし、体動・低灌流時の高精度測定を可能にする「マシモSET技術」やPVi測定、Bluetooth連携といった高度な機能を備えており、医療現場での使用にも耐えうるプロフェッショナルな性能を持っています。そのため、単なるSpO2測定だけでなく、より詳細な生体情報や高い信頼性を求めるユーザーにとっては、その価格に見合う価値があると言えます。