
マーシャル Marshall ギターアンプコンボ CODE25
の評価
商品概要
マーシャル Marshall ギターアンプコンボ CODE25は、マーシャル初となるフルデジタルアンプです。歴代のマーシャルトーンを忠実にモデリングしており、クラシックなサウンドからモダンなサウンドまで幅広く対応します。14種類のMSTプリアンプ、4種類のMSTパワーアンプ、8種類のMSTスピーカーキャビネットモデリングに加え、24種類のエフェクトも搭載。BluetoothおよびUSB接続に対応し、専用スマホアプリ「Marshall Gateway」を使えば、サウンドメイクやプリセット共有、音楽ストリーミングなどが可能です。USB接続時にはオーディオインターフェイスとしても機能するため、DAWでの録音にも活用できます。フットコントローラー(別売)を使用すれば、プリセットの切り替えや各種パラメーターのコントロールも可能です。
商品画像一覧



商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
中型エレキギターコンボアンプの複数チャンネル搭載機能は、クリーンサウンドとオーバードライブサウンドなど、異なる音色を切り替えられることで、演奏の幅を大きく広げます。一般的に、クリーンチャンネルはクリアでピュアなギターサウンドを提供し、バンド演奏のバッキングやアルペジオに適しています。一方、オーバードライブチャンネルは、軽いクランチサウンドから激しいディストーションサウンドまで、ゲイン(歪みの深さ)を調整することで、ロックやブルース、ハードロックといったジャンルで求められるパワフルなサウンドを作り出します。さらに、モデルによっては、リバーブやコーラスといったエフェクトを内蔵している場合もあり、これらを各チャンネルに個別に適用できることもあります。この機能により、外部エフェクターを多数接続することなく、アンプ本体だけで多様なサウンドメイクが可能になり、ライブパフォーマンスやレコーディングでの利便性が格段に向上します。初心者でも直感的に操作できるモデルが多く、手軽に様々な音色を楽しめるのが魅力です。
CODE25は、プリセット数による実質的な複数チャンネル搭載と言えます。14種類のMSTプリアンプ、4種類のMSTパワーアンプ、8種類のMSTスピーカーキャビネットの組み合わせにより、非常に多様なサウンドキャラクターを作り出すことが可能です。さらに、24種類のエフェクトも内蔵されているため、アンプ本体だけでクリーンからクランチ、ハイゲイン、さらには空間系エフェクトまで、幅広い音作りが可能です。スマホアプリを使えば、これらのサウンドを細かくエディットし、プリセットとして保存・呼び出しできるため、実質的に複数のチャンネルを使い分けるような感覚で利用できます。
EQ(イコライザー)調整機能は、ギターサウンドの周波数帯域(低音、中音、高音)を個別に調整することで、音色を細かくコントロールできるアンプの基本機能です。一般的にはBASS(低音)、MIDDLE(中音)、TREBLE(高音)の3つのつまみで構成されており、それぞれのつまみを回すことで、サウンドの太さ、バイト感、抜けの良さなどを自在に変化させることができます。例えば、低音を強調すればパワフルで重厚なサウンドに、高音をカットすればマイルドで耳当たりの良いサウンドになります。MIDDLE(中音域)の調整は、ギターサウンドのキャラクターを決定づける上で非常に重要で、これを持ち上げるとアタック感が増し、ソロ演奏などで際立ったサウンドになります。さらに、高度なモデルでは、グラフィックイコライザーのように複数の周波数帯を細かく調整できるものや、プレゼンス(高音域のさらに上の伸び)を調整できるものもあります。この機能により、演奏するジャンルや会場の音響特性、さらには使用するギターやピックアップの種類に合わせて、理想のサウンドを追求することが可能になります。
本機には、BASS、MIDDLE、TREBLEの3バンドEQが搭載されており、ギターサウンドの周波数特性を調整できます。これにより、演奏するジャンルやギターの種類、部屋の響きに合わせて、サウンドのキャラクターを細かくコントロールすることが可能です。特に、デジタルモデリングアンプであるため、各プリセットやエフェクトに対してEQ設定を微調整することで、より理想的なトーンに近づけることができます。スマホアプリからもこれらのEQ設定を調整できるため、利便性も高いです。
リバーブエフェクト内蔵機能は、ギターサウンドに自然な残響音(エコー)を付加し、演奏に奥行きと空間的な広がりを与える機能です。ライブハウスやホールの豊かな響きをアンプ内で再現することで、単音での演奏でも豊かな響きが得られ、コードストロークに厚みが増します。リバーブの種類としては、スプリングリバーブ(バネを使った独特の残響音)、プレートリバーブ(金属板を使った滑らかな残響音)、ホールリバーブ(ホールの残響を模したもの)などがあり、モデルによって搭載される種類やその質感が異なります。リバーブの深さ(DecayやMix)を調整できるつまみが付いていることが多く、これにより残響音の長さをコントロールし、サウンドの雰囲気を自在に変化させられます。例えば、短い残響でタイトなサウンドにしたり、長い残響で幻想的なサウンドにしたりと、表現の幅が広がります。この機能は、特にクリーンサウンドとの相性が良く、クリーンサウンドにリバーブを加えるだけで、サウンドが格段に豊かになり、プロフェッショナルな響きになります。
CODE25には、スタジオ品質のリバーブを含む24種類のエフェクトが内蔵されています。リバーブはサウンドに奥行きと空間的な広がりを与え、演奏を豊かにします。このアンプでは、リバーブの種類や深さを細かく調整できるため、クリーンサウンドにアンビエントな響きを加えたり、歪んだサウンドにタイトな残響を加えたりと、様々な表現が可能です。スマホアプリからもこれらのエフェクトをコントロールできるため、手軽にサウンドのバリエーションを増やすことができます。
ヘッドフォン出力端子搭載は、自宅での練習や深夜の演奏において、音量を気にせずギターの練習に没頭できる非常に便利な機能です。この端子に一般的なヘッドフォンを接続することで、アンプからの音はヘッドフォンからのみ出力され、スピーカーからは音が出なくなります。これにより、家族や近隣に迷惑をかけることなく、いつでも気軽にギターの練習ができます。多くのヘッドフォン出力端子付きアンプでは、スピーカーからの音をシミュレートしたサウンドが出力されるため、ヘッドフォンでも自然なギターサウンドを楽しむことができます。また、一部のモデルでは、ヘッドフォン出力時にスピーカーからの出力を完全にカットする機能や、ラインアウト端子としても兼用できるものもあります。さらに、オーディオプレイヤーやスマートフォンの外部入力端子(AUX INなど)と併用することで、好きな楽曲に合わせてギターの練習をすることも可能になり、練習のモチベーション維持にも繋がります。
本機にはヘッドフォン出力端子が搭載されており、スピーカーからの音を出さずに練習することが可能です。これにより、深夜や早朝など、音量を気にせずに練習したい場合に非常に便利です。USB接続時にはオーディオインターフェイスとしても機能するため、ヘッドフォンでPCからの音源とギターサウンドを同時にモニターしながら練習することも可能です。ただし、一部のレビューでは、ヘッドフォン出力時の音質について、モニターヘッドフォンによっては期待通りのサウンドが得られない場合があるとの指摘もあります。
外部エフェクター接続用ループ(Send/Return)は、アンプのプリアンプ部とパワーアンプ部の間にエフェクターを接続するための端子群です。これにより、歪み系エフェクター(オーバードライブやディストーション)をアンプのプリアンプ部(歪む部分)の前段に接続するのではなく、アンプの歪みと組み合わせたり、空間系エフェクター(ディレイやコーラス、リバーブ)をアンプの歪んだサウンドの後段に接続することで、よりクリアで自然なエフェクトサウンドを得ることができます。例えば、アンプのオーバードライブチャンネルで歪ませたサウンドに、ディレイをSend/Returnで接続すると、歪みによって潰れることなく、ディレイの残響音が豊かに響きます。これは、多くのプロミュージシャンが採用している接続方法であり、サウンドメイクの自由度を飛躍的に向上させます。中型アンプにこの機能が搭載されていることで、本格的なサウンドメイクに挑戦したいユーザーにとって、将来的な拡張性も確保できるため、長く愛用できるアンプ選びの重要なポイントとなります。
CODE25には、外部エフェクターを接続するためのSend/Returnループ端子は搭載されていません。そのため、ディレイやリバーブなどの空間系エフェクターをアンプの歪みの後段に接続して、よりクリアなサウンドを得たい場合には不向きです。エフェクターはギター入力に直接接続するか、アンプ本体に内蔵されている24種類のエフェクトを使用することになります。この点は、外部エフェクターを多用するユーザーにとっては大きな制約となる可能性がありますが、内蔵エフェクトが充実しているため、単体での使用も十分に可能です。
スピーカーサイズと出力(W数)は、アンプの音量感やサウンドキャラクターを決定づける基本的な要素です。中型コンボアンプでは、一般的に8インチから12インチ程度のスピーカーが搭載されており、スピーカーサイズが大きいほど、低音域の再生能力が高まり、より豊かで迫力のあるサウンドが得られます。また、出力(W数)はアンプの最大音量を表し、一般的に20Wから50W程度の中型アンプは、自宅練習はもちろん、小規模なライブハウスでの演奏やリハーサルスタジオでの使用にも十分な音量とパワーを発揮します。出力が高いほど、音量に余裕が生まれ、アンプのポテンシャルを最大限に引き出しやすくなります。さらに、スピーカーのコーン紙の素材やキャビネット(筐体)の構造によってもサウンドキャラクターは変化し、クリアでパワフルなサウンドから、暖かく倍音豊かなサウンドまで、多様な音色を生み出します。これらの要素の組み合わせが、アンプ固有のサウンドキャラクターを形成しています。
CODE25は25Wの出力とカスタム10インチスピーカーを搭載しています。この組み合わせは、自宅練習用としては十分な音量とサウンドキャラクターを提供します。コンパクトなボディながら、Marshallらしいパワフルなサウンドを再現し、特にハイゲインサウンドの表現力に優れています。ただし、ライブでの使用や、よりパワフルで低音域の豊かなサウンドを求める場合は、上位モデルや他社製品と比較検討することをおすすめします。
SHOPSTAFFによる評価スコア
Marshall CODE25は、コンパクトながら豊富なモデリングサウンドとエフェクトを搭載したデジタルアンプです。スマホアプリとの連携により、サウンドメイクの自由度が非常に高く、初心者から中級者まで幅広く楽しめます。オーディオインターフェイスとしても利用できるため、宅録用途にも適しています。ただし、一部のユーザーからはAndroidアプリの非公開やライン録音時の音質に関する指摘もあり、デジタルアンプ特有の癖や、期待するサウンドによっては評価が分かれる可能性があります。価格帯を考慮すると、多機能性とMarshallブランドのサウンドを手軽に体験できる点は大きな魅力と言えます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- Marshallブランドの多様なサウンドをデジタルモデリングで手軽に体験できる
- スマホアプリ連携による直感的なサウンドメイクと豊富なプリセット
- オーディオインターフェイスとしても利用可能なUSB接続
- コンパクトながらパワフルなサウンドと豊富なエフェクト
- コストパフォーマンスに優れ、自宅練習用として最適
注意点
- Androidアプリ「Marshall Gateway」がGoogle Playで非公開となっている場合があり、利用できない可能性がある。
- ライン録音時の音質がこもると感じる場合がある。
- デジタルアンプ特有のサウンドキャラクターであり、真空管アンプのような倍音やダイナミクスとは異なる。
- フットコントローラーは別売りであり、追加コストがかかる。
- 初期不良や輸送中の破損の可能性もゼロではないため、開封時の確認を推奨。
おすすめな人
- 自宅での練習用アンプとして、様々なMarshallサウンドを試したいギタリスト
- 手軽に多様な音作りを楽しみたい初心者・中級者
- スマホアプリを使って直感的にサウンドメイクを行いたいユーザー
- オーディオインターフェイスとしてもアンプを使用したいと考えているギタリスト
- コンパクトで多機能なアンプを探しているユーザー
おすすめできない人
- 純粋な真空管アンプのサウンドを求めるギタリスト
- 複雑なエフェクター接続や高度なサウンドメイクを必要としないユーザー
- Androidアプリの利用を必須と考えているユーザー(現状非公開のため)
- ライブでのメインアンプとして使用したいと考えているユーザー(出力やサウンドキャラクターの点で不向きな場合がある)
- 非常にシンプルな操作性を求めるユーザー
おすすめの利用シーン
- 自宅での練習、サウンドチェック、作曲
- PCと接続してのDAW録音、オンラインセッション
- スマホアプリを使ったサウンドメイクやプリセット管理
- 様々なMarshallサウンドを気軽に試したい時の練習用
非推奨な利用シーン
- 大音量でのライブパフォーマンス
- 真空管アンプ特有のダイナミクスや倍音を重視する演奏
- Androidアプリの利用が必須となる環境での使用
- 非常にシンプルな操作性のみを求める場合
よくある質問(Q&A)
Q.このギターアンプコンボ CODE25 は、どのような音作りができますか?
Q.ギターアンプ CODE25 は、スマホアプリで操作できますか?
Q.ギターアンプ CODE25 は、録音にも使えますか?
Q.ギターアンプ CODE25 は、フットコントローラーに対応していますか?
Q.ギターアンプ CODE25 のスピーカーのサイズは?
Q.ギターアンプ CODE25 は、ヘッドフォンでも使用できますか?
Q.ギターアンプ CODE25 のプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーキャビネットにはどのようなモデリングがありますか?
Q.Android端末でMarshall Gatewayアプリは利用できますか?
Q.ギターアンプ CODE25 のライン録音の音質はどうですか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
ORANGE CRUSH 35RTは、35W出力の小型ギターコンボアンプです。ツインチャンネル、ハイゲインプリアンプ、10インチスピーカーを搭載し、パワフルなサウンドが特徴です。
出力(W) | 35 W | スピーカーサイズ | 10 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | リバーブ | 入出力端子 | ギターインプット, AUXイン, ヘッドフォンアウト |
質量 | 11 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 44 x 40 x 23 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |
ローランド JC-22 Jazz Chorusは、伝説的なJCクリーンサウンドを継承するコンパクトなギターコンボアンプです。自宅練習に最適なサイズながら、クリアで広がりのあるサウンドを提供します。
出力(W) | 22 W | スピーカーサイズ | 2x6 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | コーラス, リバーブ | 入出力端子 | ギターインプット, ヘッドフォンアウト, AUXイン, エフェクトループ(SEND/RETURN) |
質量 | 13.22 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 54.2 x 41 x 33.6 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |
ローランド JC-40は、伝説的な「JCクリーン」サウンドを受け継ぐ40W出力のギターコンボアンプです。ステレオ入力仕様と最適化された内蔵エフェクトが特徴で、伝統と進化を両立させたモデルです。
出力(W) | 40 W | スピーカーサイズ | 2x6 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | コーラス, ディレイ, リバーブ | 入出力端子 | ギターインプット(モノラルx2, ステレオx1), ヘッドフォンアウト, LINE OUT, REC OUT, FX LOOP SEND/RETURN |
質量 | 19 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 46.5 x 37.5 x 23.5 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |
BOSS KATANA-50 EX GEN 3は、50W出力の第3世代コンボアンプです。12インチスピーカー搭載で、進化したTube Logicによるダイナミックなサウンドと豊富なエフェクトが特徴です。
出力(W) | 50 W | スピーカーサイズ | 12 インチ |
チャンネル数 | 6 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | BOOSTER, MOD, FX, DELAY, REVERB | 入出力端子 | ギターインプット, POWER AMP IN, LINE OUT, PHONES/REC OUT, USB Type-C, GA-FC/GA-FC EX |
質量 | 11.7 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 47 x 39.8 x 23.8 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート (Tube Logic) | 材質 | グレー/ブラック織のグリルネットを採用したプレミアム・ライン |
Fender Champion II 25は、25W出力のギターコンボアンプです。シンプルで使いやすい操作性と、フェンダーならではの多彩なサウンドが魅力です。
出力(W) | 25 W | スピーカーサイズ | 12 インチ |
チャンネル数 | 2 チャンネル | EQ(イコライザー) | 3バンドEQ (BASS, MIDDLE, TREBLE) |
エフェクト | リバーブ, ディレイ/エコー, コーラス, トレモロ, ヴィブラトーン | 入出力端子 | ギターインプット, ヘッドフォンアウト, AUXイン, フットスイッチ端子 |
質量 | 6.67 kg | 寸法(幅x高さx奥行) | 42 x 25.9 x 36.4 cm |
真空管/ソリッドステート | ソリッドステート | 材質 | MDF |