松吉医科器械 パルスオキシメータDX

本製品はSpO2（血中酸素飽和度）と脈拍数を測定し、大画面LCDディスプレイにリアルタイムで表示する機能を備えています。測定範囲はSpO2が0～100%、脈拍が30～240bpmと広く、日々の健康状態の把握や運動時の体調チェックに役立ちます。医療機器認証番号を取得し、JIS規格に適合しているため、測定値の信頼性も高く、安心して使用できます。

製品情報には、測定データを本体に記録したり、過去のデータと比較したりする機能に関する記載はありません。そのため、日々の体調変化を継続的に追跡したい場合は、手動で測定値を記録する必要があります。スマートフォン連携によるデータ管理機能も搭載されていないため、より詳細なデータ分析や長期的な健康管理を目的とする場合には、この点が制限となります。

測定値が設定した範囲を超えた場合に、アラーム音や表示で知らせる機能は製品情報に記載されていません。SpO2の急激な低下や脈拍数の異常があったとしても、視覚的にディスプレイを確認しない限り、すぐに気づくことはできません。体調の急変時に迅速な対応を必要とする場面では、この機能の有無が重要となるため、注意が必要です。

測定結果に応じて画面の色を変えて注意を促すカラー表示機能は搭載されていません。本製品は白色バックライト付きの大画面LCDディスプレイを採用しており、数値の視認性は高いですが、正常値からの逸脱を色で直感的に判断することはできません。数値そのものを確認し、ご自身で判断する必要があります。

製品情報には「指を入れるだけで自動的に測定を開始する」という明確な記載はありません。一般的なパルスオキシメーターは指を挟むと自動で測定が開始されるものが多いですが、本製品の操作方法に関する詳細な説明がないため、この機能の有無は不明です。ボタン操作が必要な可能性も考慮し、ここでは「なし」と判断します。

Bluetoothなどの無線通信機能を用いて、測定データをスマートフォンやタブレットに転送する機能は搭載されていません。そのため、測定結果をデジタルで管理したり、家族や医師と簡単に共有したりすることはできません。データ連携を重視するユーザーにとっては、この機能の欠如が大きな制約となります。