三菱ケミカル・クリンスイ クリンスイ 浄水器 ポット型 CP012W-WT

本製品には、カートリッジの交換時期を自動で知らせるインジケーター機能は搭載されていません。取扱説明書や公式サイトで示されている「3ヶ月または200L」という交換目安を目安に、ご自身で交換時期を管理する必要があります。カレンダーにメモしたり、スマートフォンのリマインダー機能を使ったりするなど、交換忘れを防ぐための工夫が必要です。この点が、交換時期管理を自動化したい方には少し手間になる可能性があります。

ろ過した水量を計測・表示する機能はありません。カートリッジの交換目安は総ろ過水量200Lまたは使用期間3ヶ月のいずれか早い方とされていますが、具体的な使用水量はご自身で把握することができません。そのため、主に3ヶ月という期間を目安に交換を管理することになります。日常的に大量に使用する場合や、フィルターの寿命をより正確に管理したい場合には不向きかもしれません。

上部の未ろ過タンクに水が残っている状態でも、下部の浄水タンクから先にろ過された水だけを注ぐことができる機能は搭載されていません。水を注ぐ際は、上部の水が全てろ過されるまで待つ必要があります。急いで浄水を使いたい場合や、少量だけサッと使いたい場合に、ろ過完了を待つ必要がある点が少し不便に感じられる可能性があります。ただし、水をろ過タンクに注ぎ足す際は、フタを全て外さずにできる設計になっています。

フィルターの残り寿命やろ過水量などを数値やアイコンで表示するデジタルディスプレイは搭載されていません。本体に搭載されているのは物理的な表示機能もなく、フィルターの状態を確認するには、ご自身で交換からの期間や使用量（目安として）を把握する必要があります。シンプルで低価格なモデルのため、多機能な表示機能は備わっていません。

注ぎ口やフタに自動でロックがかかる機能は搭載されていません。特にフタは、ユーザーレビューでも注ぐ際に外れやすいという声があるため、本体を傾ける際はフタをしっかりと手で押さえるなどの注意が必要です。冷蔵庫からの出し入れや持ち運びの際にも、本体を安定させて扱うことが重要です。この点は、お子さんがいる家庭や、誤って水がこぼれるのを避けたい場合に特に留意すべきポイントです。

本体は幅・奥行きともに約10.5cm、底面は約8cm四方と非常にコンパクトなスクエア形状に設計されています。これにより、多くの家庭用冷蔵庫のドアポケットにすっきりと収納することが可能です。2Lペットボトルよりも小さいため、冷蔵庫内のスペースを有効活用できます。限られたキッチンスペースや冷蔵庫内を有効に使いたい方にとって、このコンパクトさは大きな利点となります。