オムロン(OMRON) ラインインタラクティブ/750VA/680W

停電発生時、バッテリーから電力を供給し、接続機器の動作を維持します。この製品はラインインタラクティブ方式を採用しており、常時インバーター給電方式と比較して効率が良いとされます。バッテリー運転への切り替えは瞬時に行われ、接続機器への影響は最小限に抑えられます。また、バッテリー容量に応じてバックアップ時間が異なり、接続する機器の消費電力によっても変動します。

雷サージ保護機能は、雷による過電圧から接続機器を保護します。雷サージは、電子機器に重大な損傷を与える可能性があり、この機能はそのリスクを軽減します。この製品は、雷サージ吸収素子を内蔵しており、過電圧を検知すると瞬時に回路を遮断し、接続機器への影響を防ぎます。ただし、直撃雷には対応できない場合があるため、過信は禁物です。

バッテリー残量表示機能は、UPSのバッテリー残量を視覚的に表示します。これにより、停電時にどのくらいの時間、機器が動作可能かを把握できます。通常、LEDやLCDなどのディスプレイで表示され、残量に応じて段階的に表示が変わります。また、バッテリー残量が少なくなるとアラームで通知する機能も搭載されています。計画的なシャットダウンやデータ保存の時間を確保するのに役立ちます。

バッテリー寿命通知機能は、バッテリーの劣化状況を監視し、交換時期が近づくとユーザーに通知します。バッテリーは消耗品であり、寿命が来ると性能が低下し、バックアップ時間が短くなります。この機能は、バッテリーの交換時期を逃すことを防ぎ、UPSの安定した動作を維持するために重要です。通常、LEDやLCDなどのディスプレイで通知され、交換時期が近づくとアラームで警告します。

自動シャットダウン機能は、停電発生時に接続されたPCを安全にシャットダウンさせる機能です。停電が長引くとバッテリーが消耗し、PCが強制終了する可能性があります。この機能は、PCのデータを保護し、システム破損のリスクを低減します。専用のソフトウェアをインストールし、UPSとPCを接続することで、停電時に自動的にシャットダウン処理が実行されます。

自動電圧調整機能（AVR）は、入力電圧の変動を自動的に補正し、安定した電圧を接続機器に供給します。電圧が不安定な環境では、機器の誤動作や故障の原因となることがあります。この機能は、電圧が一定範囲を超えて変動した場合に、自動的に電圧を昇圧または降圧し、安定した電力を供給します。これにより、機器の信頼性と寿命を向上させることができます。