九時半(クジハン) アルミ製 折りたたみ 車椅子 LYZ007

標準的な座幅45cmと座奥行48cmを備えていますが、フットレストの高さ調整が非常に固く、スムーズに動かないという報告があり、利用者の身体に合わせた微調整が困難な場合があります。背もたれの高さは48cmですが、角度調整機能は備わっていません。これにより、長時間の使用では姿勢の安定性や快適性に課題が生じる可能性があります。個々の利用者の体格に完全にフィットさせるには、別途クッションなどの補助具が必要となるでしょう。

介助型車椅子として、介助者による操作が前提です。重量は12kgと比較的軽量ですが、ユーザーレビューでは前輪の動きが固く、方向転換がスムーズでない、車輪がブレて真っ直ぐ進まないといった報告があり、初期状態での操作性に難があることが示唆されています。使用前に調整が必要となる場合が多く、介助者にとっては想定以上の労力が必要となる可能性があります。小回りの利きやすさも、車輪の不具合により損なわれる可能性があります。

耐荷重は75kgと標準的ですが、ユーザーレビューでは「タイヤがブレて回転しているのでフラつく」「造作が雑」「キャップなども外れやすい」といった報告があり、基本的な安定性や安全性が損なわれるリスクがあります。ブレーキシステムに関する詳細な情報はありませんが、調整が必要との指摘もあり、確実な停止や固定に不安が残ります。後方転倒防止装置の有無も不明であり、段差乗り越え時などには特に注意が必要です。全体的に安全面での信頼性は低いと言えます。

シート幅45cm、シート奥行48cm、背もたれ高48cmと基本的なサイズはありますが、快適性に関する特筆すべき機能は記載されていません。特に、体圧分散に優れたクッションや通気性の良い素材に関する情報がなく、長時間の使用には不向きである可能性が高いです。フットレストの高さ調整機能はありますが、ユーザーレビューで「固くて全く動かない」と報告されており、調整機能が実質的に機能しない場合があります。利用者の身体状況に合わせた細かな調整は期待できません。

ユーザーレビューでは「造作が雑」「塗装が雑で汚い」「タイヤのカバーが割れて箱の中に落ちてた」「部品も足りない」「クレーム入れても相手にされず」といった非常に厳しい評価が多数見られます。これは、製品の初期品質が低く、購入後の調整や修理が頻繁に必要になる可能性が高いことを示唆しています。また、メーカーのアフターサポートも不十分であると報告されており、長期的な使用やトラブル発生時の対応には大きな不安が残ります。

フレーム素材は肉厚鋼管と記載されていますが、ユーザーレビューでは「造作が雑」「塗装がない」「アルミの切り出したままの様な状態」「タイヤがブレる」「部品が足りない」など、製品全体の品質と製造精度に重大な問題があることが強く示唆されています。特に、車輪のブレは走行の安全性に直結する問題であり、信頼性は極めて低いと言わざるを得ません。国の安全基準への適合に関する情報もなく、長期的な使用には大きなリスクが伴います。

販売価格8800円と非常に安価であるため、初期費用を抑えたい方には魅力的に映るかもしれません。しかし、ユーザーレビューで報告されている品質問題（造作の粗さ、部品の不具合、調整の困難さ、アフターサポートの欠如など）を考慮すると、「価格で決めた事を後悔している」という声があるように、その価格に見合う価値があるとは言い難い状況です。結果的に、修理費用や買い替えが必要になる可能性が高く、長期的な視点で見ると経済的とは言えない場合があります。