Logicool(ロジクール) ロジクール ワイヤレスキーボード K380OW

Bluetoothによる無線接続は、ケーブルの煩わしさがなく、デスク周りをすっきりとさせたい方や、キーボードを様々な場所に移動させて使いたい方に最適です。最大10mの通信距離があり、一般的な使用には十分な範囲です。ただし、有線接続に比べて、ごくわずかな遅延が発生する可能性や、電池切れの心配がある点は考慮が必要です。頻繁にデバイスを切り替える場合は、その手軽さが大きなメリットとなります。

このキーボードは、薄型で丸いキートップが特徴的です。キーの押し心地は柔らかく、底打ち時の衝撃も少ないため、長時間のタイピングでも指が疲れにくいと感じる方が多いでしょう。レビューでも「buttery smooth and quiet」と評価されており、静音性も期待できます。ただし、この独特な形状のキーに慣れるまで、少し時間がかかるかもしれません。特に指が大きい方は、キーの端を打ってしまうことがあるかもしれません。

日本語配列の84キーというコンパクトな設計は、デスクスペースを有効活用したい場合に非常に便利です。マウスを動かすスペースを広く確保できるため、作業効率が向上します。ただし、テンキーが搭載されていないため、数字を頻繁に入力する作業（経理やデータ入力など）には、慣れや工夫が必要になる場合があります。ショートカットキーも搭載されており、基本的な操作は快適に行えます。

打鍵感は、柔らかく、指に優しいフィーリングです。キーを押し込んだ際の反発も適度で、底打ちの衝撃もマイルドなので、長時間タイピングしても疲れにくいのが特長です。また、「静か」という評価も多く、メカニカルキーボードのような大きな音が出にくいため、オフィスや家族が寝ている部屋など、静かな環境でも気兼ねなく使用できます。ただし、完全に無音ではなく、タイピング音は発生します。

本体はABS樹脂製で、Logicool製品らしいしっかりとした作りになっています。薄型ながらも、日常的な使用に耐えうる堅牢性は備えていると考えられます。キーキャップの印字も、一般的な使用頻度であればすぐに消えるようなものではないでしょう。ただし、過度な衝撃や落下、水濡れには弱いため、丁寧な取り扱いが必要です。特に携帯して使用する場合は、保護ケースに入れるなどの配慮をおすすめします。