iClever キーボード Bluetooth ワイヤレス IC-BK22 シルバー

本製品はBluetooth 5.1によるワイヤレス接続に対応しています。ケーブル不要でデスク周りがすっきりし、パソコン本体から離れた場所でも操作可能です。ペアリングも比較的簡単に行えます。安定した無線接続を求める一般的な用途に適しており、持ち運びの際もケーブルが絡まる心配がありません。ただし、利用環境やデバイスによっては接続が不安定になる可能性もゼロではありません。

最大3台までのデバイスとペアリング設定を記憶し、ボタン一つで接続先を切り替えるマルチペアリング機能を搭載しています。デスクトップPC、ノートPC、タブレット、スマートフォンなど複数のデバイスを使い分けている場合に、キーボードを都度接続し直す手間が省け、効率的に作業できます。この価格帯で3台マルチペアリングに対応している点は便利です。

パンタグラフ方式と浅めの1.8mmキーストロークにより、比較的静かなタイピング音を実現した静音設計モデルです。カチャカチャという大きな打鍵音は控えめなので、オフィスや図書館などの静かな環境や、家族が寝ている夜間など、周囲への配慮が必要な場面での使用に適しています。ただし、完全に無音ではありませんので、静粛性を極度に求める場合は注意が必要です。

本製品に水をこぼした場合の防滴・防水機能に関する明確な記載はありません。日常使用でうっかり飲み物をこぼしてしまった場合、内部に水が浸入して故障する可能性があります。キーボードの上で飲食を頻繁にする方や、水回りでの使用を想定している方には、より防水性能の高い製品を選ぶことをお勧めします。液体に対する保護性能は期待できません。

音量調整や再生/一時停止などのメディアコントロール機能に対応していると考えられます。通常、Fnキーとファンクションキーを組み合わせることで、音楽や動画視聴時の基本的な操作を手元で素早く行うことができます。これにより、マウス操作の手間が省け、作業を中断せずにマルチメディアコンテンツを楽しむ際の利便性が向上します。基本的な機能ですが、あると便利です。

キーを光らせるバックライト機能は搭載されていません。暗い場所でのタイピングを補助する機能はありませんので、手元が暗くなる環境での使用には不向きです。明るい室内やオフィス環境での使用を想定したシンプルな設計です。バックライトの有無は、製品の価格やバッテリー消費にも影響するため、不要であればコストやバッテリー持ちの面でメリットとも言えます。

キーボードの裏面に、傾斜を調整するための折りたたみ式スタンドは搭載されていません。本体の薄さを重視した設計のため、キーボードの傾きは固定された状態での使用となります。手首への負担を軽減するために、キーボードに角度をつけたい方や、タイピングスタイルに合わせて傾斜を細かく調整したい方には適しません。別途リストレストなどで高さを補う必要がある場合があります。