METIYA モニターアーム 上下2画面 デュアルディスプレイ スタンド 13-32インチ対応 耐荷重8kg

モニターの取り付けはVESAプレートをネジでアームに固定する一般的な方式です。上位製品にあるような、モニター側ブラケットをアームにカチッと差し込むだけで固定できるクイックリリース機能は搭載されていません。モニターの着脱時には都度ネジを締めたり緩めたりする必要があります。

アームの支柱部分にケーブルを固定するためのクリップやホルダーが付属しています。これにより、モニターから伸びるケーブル類をアームに沿わせてまとめることができ、デスク周りの配線をある程度すっきり整理できます。複数のケーブルを使用する場合でも、見た目を改善し、引っかかりを防ぐのに役立ちます。

モニターの角度調整（チルト・パン・回転）は工具不要で可能ですが、アームの関節部分の硬さ調整や、支柱上での高さ調整には六角レンチなどの工具が必要となります。特に支柱上での高さ調整は、クランプを緩めて位置を決め、再度締め直す必要があり、上位製品のガススプリング式のような手軽さはありません。

クランプ式でデスクに設置する際、デスクの縁に直接圧力がかかります。クランプ部分には薄い保護パッドが付いている場合が多いですが、上位製品にあるような厚手の保護材や、そもそもデスクに負荷をかけない置き型タイプと比較すると、デスクに傷が付くリスクはやや高まります。グロメット式の場合は穴開け加工が必要です。

アームやモニターの回転範囲を物理的に制限するストッパー機能は搭載されていません。そのため、設置場所によっては、モニターを大きく回しすぎると壁や他の物体にぶつかる可能性があるため注意が必要です。意図しない回転による衝突を防ぎたい場合は、設置位置を工夫するか、手動で回転範囲を管理する必要があります。

ガススプリングなどが内蔵されたスムーズな垂直昇降機能は搭載されていません。モニターの高さ調整は、支柱のクランプを緩めてモニターを取り付けた部分を上下に手動で移動させ、再度クランプを締め付けて固定する方式です。頻繁に高さを変える用途には向いておらず、一度位置を決めたら基本的にはそのまま使用するのに適しています。