UGREEN M.2 SSD 外付けケース 90541

ツールレス設計ではありません。SSDの固定にはゴム留めを使用する設計となっています。ゴム留めはSSDを簡単に固定できる一方、頻繁な交換には不向きで、耐久性にやや不安が残ります。より高度なツールレス設計では、SSDを挿入してレバーを操作するだけで固定できるものがあり、頻繁にSSDを交換するユーザーにとっては便利です。ただし、本製品は比較的安価であり、シンプルな構造でコストを抑えていると考えられます。

放熱設計として、アルミ製ケースと放熱シートが採用されています。アルミは熱伝導率が高く、SSDの熱を効率的に外部へ逃がすことができます。また、放熱シートはSSDとケースの間に挟むことで、熱伝導性を高める役割を果たします。ただし、高負荷時にはケース表面が熱くなる場合があり、長時間の連続使用では速度低下が発生する可能性があります。より高度な放熱設計では、ヒートシンクや冷却ファンを搭載し、より積極的に冷却する機構を備えています。

動作状況を表示するLEDインジケーターが搭載されています。LEDの色や点滅パターンによって、電源のオン/オフやデータ転送の状況を確認できます。しかし、詳細なエラー情報やSSDの状態を表示する機能はありません。より高度な製品では、専用のソフトウェアと連携し、SSDの温度や寿命などの詳細な情報を表示できるものもあります。

電源連動機能は搭載されていません。PCの電源を落としても、ケースの電源は連動してオフになりません。そのため、使用後は手動で電源を切る必要があります。電源の切り忘れは、SSDの寿命を縮める原因となる可能性があります。より高度な製品では、PCの電源と連動して自動的に電源がオン/オフになる機能を搭載し、利便性と省エネ性を高めています。

ストラップホールや滑り止め加工は施されていません。持ち運びの際は、落下に注意する必要があります。より高度な製品では、シリコン製の保護ケースが付属していたり、ケース本体に滑り止め加工が施されているなど、持ち運び時の安全性を高める工夫がされています。

Type 2230/2242/2260/2280のM.2 NVMe/PCIe SSDに対応しています。M-KeyとB&M Keyの両方に対応しており、幅広い種類のSSDを利用できます。しかし、SATA接続のM.2 SSDには対応していません。複数の規格に対応していることで、様々なSSDを有効活用できますが、SATA SSDを使用したい場合は注意が必要です。