Yeemie Pro ワイヤレステンキーマウスセット

この製品は、一つのUSBレシーバーでテンキーとマウスを接続しますが、複数のデバイス（PC、タブレットなど）と同時にペアリングしたり、切り替えたりするマルチペアリング機能は搭載していません。接続は単一のPCに限定されます。Bluetooth接続ではないため、デバイス間の切り替えはできません。もし複数のデバイスでテンキーを使いたい場合は、別途Bluetooth対応のテンキーなどを検討する必要があります。この製品は、あくまで一つのPCに接続して使用することを想定しています。

この製品はUSB充電機能を備えておらず、電源は乾電池式です。テンキーには単4形電池1本、マウスには単3形電池1本が必要ですが、これらは製品に含まれていません。乾電池式は、電池切れの際に交換するだけで復旧する手軽さがある一方、ランニングコストが発生し、環境負荷も考慮する必要があります。省電力設計により電池の持ちは期待できますが、長時間の使用には予備電池の準備が推奨されます。

マウスについては「ささやくクリック」と表現されており、静音性が高いことが示唆されています。これにより、周囲への音の迷惑を気にせず使用できる可能性があります。しかし、テンキー自体の静音性については明記されておらず、打鍵音の大きさは不明です。静かなオフィスや図書館など、特に静かな環境での使用を想定している場合は、テンキーの打鍵音の大きさも確認しておくと良いでしょう。静音性を最優先するユーザーは、テンキーの打鍵音に関するレビューなどを参考にすると良いでしょう。

このテンキーはNumLock連動型です。パソコン本体のNumLockの状態とテンキーのNumLockの状態が自動的に同期するため、数字入力とカーソル操作の切り替えがスムーズに行えます。意図しない入力モードの切り替わりを防ぎ、作業効率を維持します。NumLockの状態を示すLEDインジケーターも搭載されており、現在の状態を視覚的に確認できます。

この製品には、ウェブ閲覧に便利なマウスの「進む」「戻る」ボタンは搭載されていますが、テンキーやマウスの他のキーに任意の機能を割り当てられるカスタマイズ可能なホットキー機能は備わっていません。特定のショートカットキーを頻繁に使用するユーザーや、作業効率をさらに高めたい場合は、この機能がない点が物足りなく感じるかもしれません。機能の割り当てはできません。

このテンキーには、独立したカーソルキー（↑ ← ↓ →）が搭載されており、Fnキーとの組み合わせなしで直接操作できます。これにより、表計算ソフトなどでのデータ入力中に数字キーとカーソルキーの切り替えが直感的かつ迅速に行えます。ただし、Mac OSやiOSでは一部のファンクションキーと同様に、これらのカーソルキーの動作が制限される場合があります。Windows環境では問題なく使用できます。