レイ(Ray) ゲーミングマウス Pawn+ RM-3360LR

本製品は専用ソフトウェアを導入することで、サイドボタンを含む各ボタンに様々な機能を割り当てたり、マクロを設定したりすることが可能であるとされています。しかし、メーカー公式サイトが閉鎖されているため、現在この専用ソフトウェアを入手することができません。その結果、ボタンの再割り当てやマクロ機能といった主要なカスタマイズ機能が実質的に利用できない状態となっています。ハードウェアとしては機能が備わっているように見えますが、ソフトウェアがなければその恩恵を受けられません。

マウス本体上部にDPI切り替えボタンを搭載しており、パソコンのソフトウェアを使わずにボタン操作だけで感度を変更できます。製品情報によると、400、800、1600、2400、3200、12000DPIの6段階のプリセットが用意されており、ボタンを押すごとに順番に切り替わります。現在のDPI設定はマウスのLEDカラーで視覚的に確認できるため、ゲーム中でも瞬時に最適な感度に調整しやすいです。この機能はソフトウェア不要で動作するため、問題なく利用できます。

マウスにLEDが搭載されており、DPI設定によって色が変化することで現在の感度レベルを視覚的に示す機能があります。また、製品情報では専用ソフトウェアによるLEDイルミネーションのカスタマイズが可能とされていますが、前述の通りソフトウェアが入手できないため、詳細な発光パターンや色の変更といったカスタマイズは行えません。一部レビューでは、ソフトウェアがないとLEDを消灯できないという報告もあります。機能自体はありますが、カスタマイズ性は非常に限定されます。

通常、この機能はボタン割り当てやDPI設定、ライティングなどの詳細な設定をマウス本体のメモリに保存し、他のPCでもソフトウェアなしで同じ設定を使用できるようにするものです。本製品はDPIのプリセット切り替えは可能ですが、ボタンのカスタマイズやLEDの詳細設定はソフトウェアに依存しており、そのソフトウェアが入手できないため、本体にカスタマイズした設定プロファイルを保存して持ち運ぶことはできません。したがって、本体設定保存機能は実質的に利用できないと考えられます。

パソコンの専用ソフトウェアを使用せず、マウス本体の操作だけで設定を変更する機能です。本製品では、DPI切り替えボタンを使って6段階のDPIプリセットを順番に切り替えることができます。これは本体のみで可能な設定変更です。しかし、ボタン割り当てやマクロ設定、LEDの発光パターン変更といった他の詳細な設定は、専用ソフトウェアが必要であり、現状そのソフトウェアが利用できないため、本体のみでできる設定変更はDPI切り替えのみに限定されます。