ミヨシ(Miyoshi) MCO Windows用 テンキー ワイヤレス ZTEN24G02/B

このテンキーはマルチペアリング機能に対応していません。そのため、複数のデバイス（PC、タブレットなど）を同時にペアリングして、ボタン一つで切り替えることはできません。使用するデバイスごとにペアリング設定を行う必要があり、デバイス間の切り替え作業には手間がかかります。複数のデバイスを頻繁に使い分けるユーザーにとっては、この機能がないことは大きなデメリットとなる可能性があります。

USB Type-Cポートからの充電に対応しており、乾電池の購入・交換が不要で経済的かつ環境に優しいです。モバイルバッテリーやPCのUSBポートから手軽に充電できるため、外出先でのバッテリー切れの心配も軽減されます。充電時間も約2時間と短く、利便性が高いです。ただし、充電専用ポートであり、有線接続としての使用はできません。

このテンキーには静音設計が施されているという情報は見当たりません。パンタグラフキーを採用しているため、一般的なキーボードと比較して打鍵音は抑えられている可能性がありますが、図書館や静かなオフィスなど、極度に静粛性が求められる環境での使用には注意が必要です。レビューでも打鍵音に関する具体的な言及はありませんでした。静音性を重視する場合は、静音設計を謳っている製品を検討することをお勧めします。

このテンキーは「NumLock非連動」仕様であり、パソコン本体のNumLockの状態とは独立して動作します。つまり、テンキー側でNumLockをオンにしても、PC側のNumLockの状態は変わりません。これにより、数字入力とカーソル操作の切り替えが意図せず行われる可能性があります。最上位製品がNumLock連動機能を持っているのに対し、この製品ではユーザー自身がNumLockの状態を管理する必要があります。NumLock非連動を意図して購入するユーザーにはメリットですが、連動機能を期待するユーザーには不向きです。

このテンキーには、特定のキーにアプリケーション起動やショートカット操作を割り当てられるカスタマイズ可能なホットキー機能は搭載されていません。搭載されている「=」「()」「,」「半角/全角」キーやF2、F4キーは、あらかじめ固定された機能として使用します。表計算ソフトでの作業効率を高めるための便利なキーは備わっていますが、ユーザーが自由に機能を割り当てて作業を効率化するような高度なカスタマイズはできません。最上位製品のような柔軟な設定は期待できません。

表計算ソフトやテキストソフトでのカーソル移動に最適な方向キーが搭載されています。これにより、テンキーから手を離すことなくセル移動やカーソル操作が可能となり、作業時間の短縮や効率化に繋がります。Fnキーとの組み合わせではなく、独立したキーとして配置されているため、直感的でスムーズな操作が可能です。この機能は、特にデータ入力作業において非常に便利です。