CORSAIR VENGEANCE RGB DDR5 CMH64GX5M2B5600C36

本製品は高品質なアルミニウム製ヒートシンクを搭載しており、メモリチップから発生する熱を効率的に外部へ放熱します。これにより、特にゲームや高負荷なクリエイティブ作業などでメモリが温度上昇しても、性能の低下や不安定な動作を防ぎ、長時間の使用でも高いパフォーマンスを維持できます。大型かつデザイン性の高いヒートシンクは、冷却効果だけでなくPC内部の見た目を向上させる役割も果たします。

本製品の大きな特徴の一つとして、VENGEANCE RGBシリーズならではの鮮やかなRGB LEDライティング機能を搭載しています。複数のLEDゾーンを持ち、CORSAIR iCUEソフトウェアを使用して光の色やパターンを自由にカスタマイズ可能です。レインボー、 static、ブリージングなど多様なエフェクトを設定でき、PCケース内部を華やかに演出します。見た目にこだわりたいユーザーや、他のCORSAIR製RGBパーツと同期させて統一感のあるライティングを楽しみたい方に最適です。

Intel XMP 3.0プロファイルに対応しています。対応するマザーボードと組み合わせることで、BIOS設定画面からXMPプロファイルを有効にするだけで、メモリの動作周波数（5600MHz）やタイミング（CL36）などの最適な設定値を自動で適用できます。手動で詳細なメモリ設定を行う必要がなく、初心者でも簡単に製品本来の高性能を引き出すことが可能です。これにより、面倒な調整なしに、安定した高速なメモリ環境をすぐに構築できます。

DDR5規格のメモリとして、従来のDDR4に比べて電力効率が改善されています。特に、各モジュールに電源管理IC (PMIC) を搭載しており、システム全体の電力供給とは別に、メモリ自身でより細やかな電力管理を行うことが可能です。これにより、アイドル時や低負荷時には消費電力を抑えることができます。高周波数モデルではありますが、DDR5の設計として効率的な電力消費が考慮されています。

本製品に関する情報の中に、システム側へ詳細な温度情報をリアルタイムに提供する専用の熱センサーを搭載しているという記載はありません。しかし、多くのDDR5メモリに搭載されている電源管理IC (PMIC) は温度情報を内部で持っており、マザーボードによってはこの情報の一部を読み取れる場合があります。高度なメモリ温度監視が必要な場合は、この機能を持つ他のモデルやマザーボードの対応状況を確認することをお勧めします。標準的な使用では、搭載されているヒートシンクによる冷却で十分な場合が多いです。