Jabra Speak2 55

4本のビームフォーミングマイクが搭載されており、特定の方向からの音をクリアに集音できます。これにより、周囲の雑音を低減し、発言者の声をよりクリアに相手に伝えることが可能です。複数人が参加する会議では、発言者の位置に関わらず、クリアな音声でのコミュニケーションが期待できます。ただし、全指向性マイクと比較すると、集音範囲は限定されるため、参加者の配置を考慮する必要があります。

ボイスレベルノーマライゼーション機能により、発言者の声の大きさを均一化し、常に聞きやすい音量を保つことができます。小さな声も大きな声も自動で調整されるため、会議中の音量調整の手間が省けます。ただし、極端に声量の差がある場合は、調整が追いつかないことがあります。また、この機能は周囲の騒音レベルにも影響を受ける可能性があるため、静かな環境での使用が推奨されます。

最新のノイズキャンセリング機能が搭載されており、周囲の騒音を効果的に低減できます。これにより、空調の音やキーボードの打鍵音などの雑音を気にせず、クリアな音声での会議が可能です。特に、オープンオフィスやカフェなど、騒がしい環境での利用に最適です。ただし、完全にノイズを遮断するわけではないため、過度な期待は禁物です。

集音範囲を調整する機能はありません。4本のビームフォーミングマイクが特定の範囲の音を拾うように設計されています。そのため、参加人数や会議室の広さに合わせて集音範囲を調整することはできません。より広い範囲をカバーしたい場合は、複数台のSpeak2 55を設置するか、他の集音範囲調整機能を持つ製品を検討する必要があります。

エコーキャンセリング機能が搭載されており、会議室の反響音を効果的に抑制します。これにより、クリアな音声でのコミュニケーションが可能となり、相手に声が反響して聞こえる不快感を軽減できます。特に、広い会議室や、反響しやすい材質でできた部屋での使用に効果的です。オンライン会議の品質を向上させるために重要な機能の一つです。

USB-CとUSB-Aの両方のコネクターに対応しており、様々なデバイスとの接続が容易です。USBケーブル1本でパソコンと接続できるため、複雑な設定は不要で、手軽に会議を始めることができます。パソコンに繋ぐだけで、マイクとスピーカーが自動的に認識され、使用可能になります。初心者でも簡単に使えるため、導入のハードルが低いのが特徴です。