ELRCDNOX M203 2.4GHz USBワイヤレス Bluetooth 5.1マウス

本製品は、1200、1600、2400 DPIの3段階で感度を調整可能です。マウス上部のDPIボタンを押すことで、カーソルの移動速度を簡単に切り替えることができます。これにより、ウェブサイト閲覧時や書類作成時には標準的な感度、より precise（削除：日本語に直す） 正確な操作が必要な場面では低め、素早くカーソルを移動させたい場合は高めにするなど、用途に合わせて使い分けができます。ただし、調整ステップが3段階のみであり、より細かい設定や、800 DPIのような低感度設定はできません。

本製品のムーブメント検出技術は光学式のみであり、センサーの種類を切り替える機能は搭載していません。一般的な表面（木製の机やマウスパッドなど）では問題なく使用できますが、ガラスや光沢のある表面など、光学式センサーが苦手とする材質の上ではカーソルの動きが不安定になったり、反応しなくなったりする可能性があります。使用する場所が限られている場合や、マウスパッドを常に使用する場合は問題ありませんが、様々な場所で安定した操作性を求める場合には注意が必要です。

本製品はDPI調整ボタンと、Windowsでワンクリックでデスクトップに戻る（=Windows D）専用ボタンを含め、合計5つのボタンを搭載しています。しかし、これらのボタンや他のボタンに、ユーザーが自由に特定の機能（コピー、ペースト、アプリケーション起動など）を割り当てたり、変更したりするカスタマイズ機能は搭載されていません。ボタンの機能は固定されているため、マウス操作を特定のショートカットやマクロで効率化したいユーザーには不向きです。標準的な左右クリック、スクロール、DPI調整、デスクトップ表示ができれば十分なユーザー向けです。

本製品は、2.4GHz USB無線接続とBluetooth 5.1接続のデュアルモードに対応しており、マウス底面のモード切替ボタンで簡単に接続方式を切り替えられます。これにより、USBレシーバーを使用するパソコンと、Bluetooth対応のタブレットやスマートフォンなど、異なる2台のデバイスに同時に接続しておき、必要に応じて瞬時に切り替えて使用することが可能です。USBポートが少ないノートPCでの使用や、複数のデバイスを切り替えて作業する環境で特に便利さを発揮します。

本製品は省エネルギー設計により、一定時間操作がないと自動的にスリープモード（休眠モード）に入る機能を搭載しています。製品情報によると、5分または10分操作しないとスリープに移行し、電力を節約します。スリープモードから復帰させるには、マウスを動かすかボタンをクリックする必要があります。これにより、マウスの電源を切り忘れてもバッテリーが無駄に消耗されるのを防ぐことができます。長時間の使用後や作業の中断時に便利な機能です。

本製品には、マウス本体で現在の正確なバッテリー残量を段階的に表示する機能は搭載されていません。充電中は充電ポートが赤く光り、充電が完了すると消灯するという通知はありますが、使用中にあとどれくらいバッテリーが持つかを確認することはできません。バッテリー残量が少なくなった際の警告機能についても記載がありません。突然のバッテリー切れを避けるためには、定期的に充電するか、カーソルの反応が遅くなるといったサインに注意する必要があります。