三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC) 炭炊釜 NJ-VV10F-B

白米（ふつう、芳潤炊き）、無洗米、玄米、炊き込み、おかゆ、おこわ、冷凍用、うま早、お急ぎなど、合計14種類の炊飯メニューを搭載しています。日々の基本的な炊飯はもちろん、健康志向の玄米や、ごはんの用途に合わせた専門的なモード（冷凍用、早炊き）も選べます。これにより、様々な種類のお米やシーンに対応した最適な炊飯が可能です。メニュー数も標準的で、普段使いで困ることは少ないでしょう。

白米において、「ふつう」「やわらか」「かため」の3段階で食感を炊き分けることが可能です（情報によると14メニューに含まれると推測されます）。スタッフ評価で「若干かため」というコメントもあり、食感調整があることが示唆されます。家族それぞれの好みに合わせたり、料理との相性で食感を変えたりできます。銘柄別の炊き分け機能はありませんが、基本的な食感の好みに対応できる機能は備わっています。

炊きあがったごはんを保温する機能は搭載されていますが、何時間保温可能か、また「うるつや保温」のようなごはんの美味しさを長時間キープするための特別な機能が搭載されているかの情報が明確にありません。一般的な保温機能としては利用可能ですが、長時間の保温による風味の変化はある程度避けられない可能性があります。基本的には、炊きあがったごはんを早めに食べるか、冷凍保存モードを活用するのがおすすめです。

製品情報やスペックにお手入れを助けるクリーニング機能（蒸気洗浄など）に関する明確な記載はありません。お手入れは基本的に、取り外せる内釜と内ぶたを手洗いすることが中心となります。日々の手洗いで清潔に保つことが重要です。炊き込みご飯などニオイがつきやすいメニューを炊いた後は、より丁寧なお手入れが必要になる場合があります。

炊飯時に発生する蒸気の量を抑える「蒸気セーブ」や「蒸気レス」といった機能は搭載されていません。炊飯中や保温中は、通常の炊飯器と同様に蒸気口から蒸気が出ます。設置場所を選ぶ際は、蒸気による影響（壁や家具の結露や変色など）を考慮し、上部に十分なスペースを確保したり、換気を良くしたりするなどの対策が必要です。特に湿気に弱い場所への設置には注意が必要です。

炊飯メニューには「おかゆ」や「すしめし」といった、一般的な炊飯以外の調理に近いメニューが搭載されています。これらのメニューを使えば、簡単な一品を作ることができます。ただし、パン作りや本格的な煮込み料理に対応するような多機能な調理コースは搭載されていません。あくまで炊飯が主目的で、限られた用途で補助的に使える機能と捉えるのが良いでしょう。