Ewin Ewin テンキー Bluetooth5.2 / 2.4G接続

本製品はWindowsシステムではNumLock機能に対応しており、本体PCのNumLock状態と連動する場合があります。一方、Mac OSやiOSシステムではNumLock機能は対応しておらず、テンキーエリアはNumLockの状態に関わらず常に数字や演算記号の入力となります。このため、Mac/iOS環境では実質的に非連動として機能しますが、Windows環境では挙動が異なるため、OSを跨いでの一貫した「非連動」機能としては限定的と言えます。特にWindows環境でPC本体のNumLockとの同期を完全に切り離したい場合には注意が必要です。

Bluetooth 5.2接続と付属の2.4G USBレシーバー接続の両方に対応しており、これらを利用して最大2台のデバイスと同時に接続設定を保持できます。デバイスを切り替える際は、本体の切り替えキーまたは特定の操作を行うことで簡単に接続先を変更可能です。自宅のデスクトップPCと仕事用のノートPC、あるいはPCとタブレットなど、複数のデバイスを使い分けている場合に、ペアリングし直す手間なくスムーズに作業を移行できる点が大きなメリットです。ただし、同時入力はできません。

テンキー上に電卓アイコンのキーが搭載されており、これを押すことでパソコンの標準電卓アプリケーションを起動できます。数値入力作業中に急な計算が必要になった際に、マウスでアプリケーションを探す手間を省き、ワンタッチで電卓を呼び出せるため作業効率が向上します。ただし、この電卓起動キー機能は主にWindowsシステムに対応しており、Mac OSやiOS端末では反応しない点に注意が必要です。Windowsユーザーにとっては便利な機能ですが、Mac/iOSユーザーは別の方法で電卓を起動する必要があります。

商品情報に「サポートするキーボードのバックライトカラー単色スタイル」という記載があり、単色のキーバックライト機能が搭載されています。暗い場所での視認性を向上させたり、デスク周りの雰囲気を演出したりするのに役立ちます。バックライトの色や明るさの調整が可能かどうか、あるいは特定のパターンで光るかといった詳細なカスタマイズ性については記載がありませんが、基本的なバックライト機能は備わっているため、暗い環境での使用や見た目を重視するユーザーにとってはメリットとなります。バックライトの使用はバッテリー消費に影響します。

製品仕様として、30分間操作がない場合に自動的に省電力モード（スリープモード）に移行する機能が搭載されています。これにより、使用しない間のバッテリーの無駄な消費を抑え、バッテリー持続時間を延ばすことができます。電源を切り忘れてしまっても、自動的に省電力状態に移行するため安心です。次に使用する際は、いずれかのキーを押すことでスリープ状態から素早く復帰し、すぐに作業を再開できます。バッテリー持ちを気にするワイヤレス機器において便利な機能です。

本製品には、バッテリーの正確な残量を示すランプや表示窓、あるいはソフトウェア上での残量表示機能に関する明確な記載がありません。充電に関する注意点として「文字入力が鈍い時は一度本製品の充電を行ってから動作確認」という記載があるため、バッテリー残量が少なくなったことを視覚的またはソフトウェアで正確に把握する機能は搭載されていない可能性が高いです。バッテリー残量を事前に知りたいユーザーにとっては不便に感じる可能性があります。使用中に動作が不安定になったら充電を検討する必要があります。