ORICO M.2 SSD 外付けケース
の評価
商品概要
ORICO M.2 SSD 外付けケースは、NVMeとSATAの両方に対応し、USB 3.2 Gen2接続により最大10Gbpsの高速データ転送を実現する製品です。M keyとB+M keyの両方をサポートしており、2230、2242、2260、2280の各サイズに対応しています。アルミ合金トップとプラスチックボトムの組み合わせで、冷却フィンデザインが採用されていますが、長時間の連続使用では放熱性に注意が必要です。SSDの取り付けには付属のトルクスドライバーが必要で、ツールレスではありません。Windows、Mac OS、Linux、Androidなど、複数のOSに対応しており、幅広いデバイスで利用可能です。コストパフォーマンスは高いですが、最上位製品と比較すると、放熱性や耐久性、使いやすさの面で劣る部分があります。日常的なデータバックアップや、一時的なデータ転送に適しています。
商品画像一覧
商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
工具を使わずにSSDの取り付け、取り外しができる機能です。ドライバーなどの工具を用意する必要がなく、簡単にSSDを交換できます。パソコンの知識がない方でも、手軽にSSDを増設できます。
この製品はツールレス設計ではなく、SSDの取り付けには付属のトルクスドライバーが必要です。そのため、SSDの交換には少し手間がかかります。ただし、一度取り付ければ頻繁に交換する必要がない場合は問題ないでしょう。工具を紛失しないように注意が必要です。
ケース内部の熱を効率的に外部へ逃がす構造を持つ機能です。SSDの温度上昇を抑え、安定した動作を維持できます。長時間のデータ転送や高負荷な作業でも安心して使用できます。
放熱設計として、アルミ合金トップとプラスチックボトムの組み合わせと冷却フィンデザインを採用していますが、ケース全体がアルミ製ではないため、放熱性能は最上位製品に劣ります。長時間のデータ転送や高負荷な作業では、ケース表面が高温になる可能性があり、注意が必要です。
接続状態やデータ転送状況をLEDの点灯で知らせる機能です。ケースの状態が一目で確認でき、トラブル発生時にも原因の特定に役立ちます。正常に動作しているかどうかがすぐにわかります。
動作状況表示機能は、上蓋に空いた穴から基盤の青色LEDの発光が見えることで確認できます。しかし、フィンの間に穴が空いているため、視認性はあまり高くありません。LEDの明るさ自体は控えめなので、眩しすぎることはないでしょう。
接続するパソコンの電源に連動して、ケースの電源も自動的にオン・オフする機能です。ケースの電源を個別に操作する手間を省けます。電源の切り忘れによる無駄な電力消費も防ぎます。
電源連動機能に関する記述は見当たらず、この機能に対応しているかは不明です。ユーザーは手動で電源をオン・オフする必要があります。ただし、多くの外付けケースと同様に、接続時に自動で認識されるため、特に不便さを感じることはないでしょう。
ケース本体に、持ち運び時に便利なストラップホールや滑り止め加工が施されている機能です。落下による破損を防ぎ、安全に持ち運べます。外出先でのデータ作業にも便利です。
持ち運びに関する特別な配慮は見当たらず、ストラップホールや滑り止め加工などは施されていません。ケース自体はコンパクトで軽量ですが、持ち運びの際は落下に注意が必要です。シリコンケースなどの保護ケースは付属していません。
複数のM.2 SSDの規格に対応しており、様々なサイズのSSDを装着できる機能です。手元にあるSSDを有効活用でき、買い替えの必要がありません。幅広いSSDに対応しているため、安心して利用できます。
2230、2242、2260、2280の各サイズのM.2 SSDに対応しており、幅広い種類のSSDを装着できます。M keyとB+M keyの両方に対応しているため、NVMeとSATAの両方のSSDを利用可能です。ただし、M.2 PCIe AHCI/B Key SATA/mSATA SSDには対応していないため注意が必要です。
SHOPSTAFFによる評価スコア
ORICOのM.2 SSD外付けケースは、NVMeとSATAの両方に対応し、USB 3.2 Gen2接続で高速データ転送が可能です。アルミ合金とプラスチックの組み合わせで放熱性も考慮されていますが、長時間の連続使用では注意が必要です。価格を抑えつつ、基本的な機能を求めるユーザーに適しています。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- NVMeとSATAの両方に対応
- USB 3.2 Gen2による高速データ転送
- 2種類のUSBケーブル付属
- 比較的安価な価格設定
注意点
- 長時間の連続使用では、ケース表面が高温になるため注意が必要です。
- SSDの取り付け、取り外しの際は、静電気対策を行ってください。
- 付属のトルクスドライバーは紛失しないように注意してください。
- ネジが固く締められている場合があるので、無理に開けないでください。
おすすめな人
- 手軽にM.2 SSDを活用したいユーザー
- コストを抑えたいユーザー
- 基本的なデータ転送を目的とするユーザー
- 複数のデバイスでSSDを使用したいユーザー
おすすめできない人
- 頻繁にSSDを交換するユーザー
- 長時間の高負荷作業を行うユーザー
- 耐久性を最優先に考えるユーザー
おすすめの利用シーン
- 日常的なデータバックアップ
- 一時的なデータ転送
- OSのクローン作成
- 外出先でのデータアクセス
非推奨な利用シーン
- 長時間の連続データ転送
- 高負荷な作業環境での使用
- 頻繁なSSDの交換