CyberPower CP1200PFCLCDJP

停電発生時に、バッテリーからの電力供給に自動で切り替わる機能です。この機能により、接続されているPCやサーバーなどの機器は、突然の電源断によるデータ消失やハードウェアの損傷から保護されます。CyberPower CP1200PFCLCDJPは、ラインインタラクティブ方式を採用しており、通常時は商用電源を使用し、電圧変動を自動調整し、停電時には迅速にバッテリーへ切り替えます。切り替え時間は非常に短く、接続機器への影響はほとんどありません。また、バッテリー運転中は、接続機器の消費電力に応じてバックアップ時間が変動します。重要な機器を安全にシャットダウンするのに十分な時間を提供します。

雷サージ保護機能は、雷や電力線の異常によって発生する過電圧から接続機器を保護する機能です。CyberPower CP1200PFCLCDJPは、雷サージ保護回路を内蔵しており、雷サージが発生した場合に、過電圧を吸収して接続機器への影響を最小限に抑えます。雷サージ保護機能は、PCやサーバーだけでなく、ルーターやNASなどのネットワーク機器、AV機器など、様々な電子機器を保護する上で非常に重要です。ただし、雷サージ保護機能は、すべての雷サージを完全に防ぐことができるわけではありません。過度の雷サージが発生した場合は、機器が損傷する可能性もあります。そのため、雷が多い地域では、より強力な雷保護対策を講じることをお勧めします。

バッテリー残量表示機能は、UPSのバッテリー残量を視覚的に確認できる機能です。CyberPower CP1200PFCLCDJPは、カラーLCDパネルを搭載しており、バッテリー残量をパーセント表示やグラフで確認できます。また、バッテリー残量だけでなく、入力電圧、出力電圧、負荷レベルなどの情報も表示できます。バッテリー残量を把握することで、停電時にどのくらいの時間、機器をバックアップできるかを予測できます。計画的なシャットダウンやデータ保存を行うのに役立ちます。また、バッテリーの劣化状況も確認できるため、バッテリー交換の時期を判断するのにも役立ちます。

バッテリー寿命通知機能は、UPSのバッテリーの寿命が近づいた際に、ユーザーに通知する機能です。CyberPower CP1200PFCLCDJPは、バッテリーの自己診断機能を搭載しており、バッテリーの劣化状況を常に監視しています。バッテリーの寿命が近づくと、LCDパネルに警告メッセージを表示したり、アラーム音を鳴らしたりして、ユーザーに通知します。バッテリー寿命通知機能により、バッテリー交換の時期を逃すことなく、UPSの性能を維持することができます。バッテリーの寿命は、使用状況や環境によって異なりますが、一般的には3〜5年程度です。定期的なバッテリー交換を行うことで、UPSを常に最適な状態で使用することができます。

自動シャットダウン機能は、停電発生時に、接続されたPCやサーバーを自動的に安全な状態にシャットダウンする機能です。CyberPower CP1200PFCLCDJPは、PowerPanel Businessというソフトウェアを提供しており、このソフトウェアを使用することで、自動シャットダウン機能を設定できます。停電が発生すると、PowerPanel Businessは、バッテリー残量やシャットダウンまでの猶予時間などを考慮して、PCやサーバーを自動的にシャットダウンします。自動シャットダウン機能により、停電によるデータ消失やシステム破損のリスクを軽減することができます。また、無人環境でも安全にシステムを保護することができます。

自動電圧調整（AVR）機能は、入力電圧の変動を自動的に調整し、安定した電圧を接続機器に供給する機能です。CyberPower CP1200PFCLCDJPは、AVR機能を搭載しており、入力電圧が許容範囲を超えて変動した場合でも、自動的に電圧を調整し、100Vの安定した電圧を供給します。AVR機能により、電圧変動による機器の誤動作や故障を防ぐことができます。特に、電力環境が不安定な地域や、古い建物などでは、AVR機能が非常に有効です。AVR機能は、常に動作しており、ユーザーが設定を変更する必要はありません。