アイリスオーヤマ 静音シュレッダー AZ-P6HCS-NO

自動細断機能は、紙を投入口に入れるだけで自動的に細断を開始する便利な機能です。この機能があれば、大量の書類を処理する際に、一枚一枚スタートボタンを押す手間が省けます。特に、連続して書類を処理する場合には、作業効率が大幅に向上します。ただし、紙詰まりが発生した場合には、自動停止機能や逆回転機能と組み合わせて使用する必要があります。また、ホッチキスで留められた書類をそのまま投入すると、故障の原因となる場合があるため、注意が必要です。最上位機種では、より高度なセンサーを搭載し、紙の種類や厚さを自動で判別し、最適な細断モードを選択する機能も搭載されています。

満杯センサー機能は、ダストボックスが満杯になると自動的に運転を停止する安全機能です。この機能があれば、細断くずが溢れてシュレッダー本体を傷つけたり、故障の原因となることを防ぎます。また、ゴミ捨てのタイミングを知らせてくれるため、常に最適な状態で使用することができます。ただし、センサーの感度が低い場合や、ダストボックスの形状によっては、満杯になる前に停止してしまうことがあります。最上位機種では、ダストボックス内の細断くずの量をリアルタイムで監視し、最適なタイミングで運転を停止する機能が搭載されています。

自動逆転機能は、紙詰まりが発生した場合に、自動的に逆回転して紙を取り除く機能です。この機能があれば、紙詰まりによる作業の中断を防ぎ、スムーズに書類を処理することができます。また、手動で紙を取り除く手間が省けるため、時間と労力を節約できます。ただし、紙詰まりの状態によっては、自動逆転機能だけでは紙を取り除くことができない場合があります。最上位機種では、紙詰まりの程度を感知し、自動的に逆回転の速度やトルクを調整する機能が搭載されています。

マイクロカット機能は、個人情報や機密情報を含む書類を、より細かく細断するための機能です。一般的なクロスカットよりもさらに細かく切断するため、復元が困難になり、情報漏洩のリスクを大幅に低減できます。個人情報保護の意識が高い方や、機密情報を扱う企業にとっては必須の機能と言えるでしょう。ただし、細断された紙片が非常に小さくなるため、ダストボックスの容量が少ないと、頻繁にゴミ捨てが必要になる場合があります。本製品はクロスカットであるため、マイクロカットほどのセキュリティはありません。

メディア細断機能は、紙だけでなく、CDやDVD、クレジットカードなどのメディアも細断できる機能です。不要になったメディアを安全に処分することができ、個人情報の漏洩を防ぎます。家庭用シュレッダーでは、メディア細断機能が搭載されていない機種も多いですが、本製品には搭載されています。ただし、メディアの種類によっては、細断できない場合や、故障の原因となる場合があるため、注意が必要です。最上位機種では、メディアの種類を自動で判別し、最適な細断モードを選択する機能が搭載されています。

静音設計機能は、細断時に発生する音を抑えるための機能です。オフィスや家庭で使用する場合、周囲に迷惑をかけることなく、快適に作業を進めることができます。特に、夜間や早朝に作業をする場合や、小さな子供がいる家庭では、静音設計は非常に重要な要素となります。ただし、静音性を高めるためには、モーターの性能や構造に工夫が必要となるため、価格が高くなる傾向があります。本製品は静音設計を謳っていますが、実際に使用してみると、多少の作動音は発生します。