SOUNDPEATS(サウンドピーツ) Space ワイヤレス ヘッドホン

アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載し、最大35dBのノイズ低減効果を発揮します。これにより、周囲の騒音を遮断し、音楽への没入感を高めることができます。ただし、より高価格帯のヘッドホンに比べると、ノイズキャンセリング効果はやや劣る可能性があります。しかし、日常的な使用においては、十分な効果を期待できます。特に、通勤・通学時の電車内やカフェなど、比較的騒がしい環境での使用に適しています。専用アプリを使用することで、ノイズキャンセリングの強度を調整することも可能です。

タッチ操作機能は搭載されていません。物理ボタンでの操作となり、音量調整、再生/停止、曲送り/曲戻し、通話応答/終了などの操作が可能です。タッチ操作に慣れているユーザーにとっては、やや不便に感じるかもしれません。しかし、物理ボタンは誤操作が少なく、確実な操作が可能です。特に、冬場に手袋を着用している場合や、運動中に汗をかいている場合など、タッチ操作がしにくい状況では、物理ボタンの方が使いやすいというメリットもあります。

装着検出機能は搭載されていません。ヘッドホンを外しても音楽は自動的に停止しませんので、手動で停止する必要があります。上位機種に搭載されていることの多い機能ですが、本製品には搭載されていません。ただし、バッテリー消費を抑えるために、使用しないときは電源をオフにする習慣をつけることで、この機能がないことによる不便さを軽減できます。また、音楽を聴きながら他の作業をする場合など、ヘッドホンを頻繁に着脱する場合には、この機能がないことがかえって便利な場合もあります。

トランスペアレントモード（外音取り込み機能）を搭載しており、ヘッドホンを装着したまま周囲の音を聞き取ることができます。これにより、音楽を聴きながらでも、周囲の状況を把握することができます。例えば、駅のアナウンスを聞き逃したくない場合や、周囲の人と会話をする必要がある場合などに便利です。ただし、外音取り込み機能の音質は、通常の音に比べてやや加工されたように聞こえる場合があります。また、風の強い場所では、風切り音を拾ってしまうことがあります。

Bluetooth5.3によるマルチポイント接続に対応しており、2台のデバイスに同時接続が可能です。例えば、PCで音楽を聴きながら、スマートフォンからの着信に応答することができます。これにより、デバイスを切り替える手間が省け、スムーズな作業が可能です。ただし、3台以上のデバイスを同時に接続することはできません。また、接続するデバイスによっては、接続が不安定になる場合があります。安定した接続のためには、Bluetoothのバージョンが5.0以上のデバイスを使用することをおすすめします。

折りたたみ機能に対応しており、コンパクトに収納することができます。これにより、持ち運びが容易になり、外出先でも手軽に音楽を楽しむことができます。特に、旅行や出張など、荷物を少なくしたい場合に便利です。ただし、折りたたみ部分の耐久性については、長期的な使用実績がないため不明です。折りたたむ際には、無理な力を加えないように注意する必要があります。また、専用の収納ケースは付属していないため、別途購入する必要があります。