nuphy Air60 V2

本製品はRGB-LEDバックライトを搭載しており、40種類のバックライトモードから選択可能です。QMK/VIAに対応しているため、キーマップ設定と合わせてライティングのカスタマイズも可能と考えられます。これにより、ユーザーは自分の好みやゲームの雰囲気に合わせてキーボードの見た目を変更し、視覚的な楽しさを追求できます。暗い環境でのキーの視認性向上にも役立ち、ゲームへの没入感を高める効果も期待できます。

本製品は接続方式によってポーリングレートが異なります。2.4GHzワイヤレス接続および有線（USB-C）接続時には1000Hzのポーリングレートを実現し、高速な応答速度を提供します。一方、Bluetooth接続時には125Hzとなります。ユーザーは用途に応じて接続方式を選択することで、実質的にポーリングレートを調整できます。ゲーミング用途では2.4GHzまたは有線接続を選択することで、最速の反応速度を得ることが可能です。

本製品はQMK/VIAに対応しており、キーボード本体にキーマップ設定を保存できます。これにより、特定のキーに複数の操作を割り当てたり、複雑なコマンドを登録したりするマクロ機能を実装することが可能です。ゲームにおける必殺技の入力や、作業効率を高めるためのショートカット設定など、ユーザーのニーズに合わせて自由にカスタマイズできます。設定はキーボード本体に保存されるため、接続するデバイスを選ばずに利用できる点が大きな利点です。

QMK/VIAのサポートにより、本製品はキーボードのキー配置や機能を自由にカスタマイズできるキーアサイン変更機能を備えています。普段使わないキーに別の機能を割り当てたり、特定のアプリケーションやゲームに合わせてキー配置を最適化したりすることが可能です。設定はキーボード本体に保存されるため、PCに専用ソフトウェアをインストールする必要がなく、Mac/Windows/Linux/Android/iOSなど、様々なOS環境で一貫したキー配置を利用できます。

本製品には、音量調整やメディア再生・停止などの操作を行うための専用のメディアコントロールボタンやダイヤルは搭載されていません。60%レイアウトというコンパクトな設計のため、これらの機能はFnキーとの組み合わせで実現される可能性がありますが、商品情報に具体的な記載がないため、専用機能としては「なし」と判断します。ゲーム中に素早く音量調整などを行いたいユーザーにとっては、この点が不便に感じられるかもしれません。

本製品の商品情報には、キーボードの底面や側面にケーブルを整理するための溝やスペースが設けられているといった、ケーブルマネジメント機能に関する具体的な記載がありません。有線接続も可能ですが、ケーブルをすっきりと配線するための特別な工夫は施されていないようです。デスク周りを常に整理整頓しておきたいユーザーや、ケーブルの取り回しを重視するユーザーにとっては、この点が考慮すべきポイントとなるでしょう。