KOORUI KOORUI モニターアーム デュアル モニター アーム2画面 KR20G

クイックリリース機能は搭載されていません。モニターの取り付け、取り外しにはネジを使用する必要があります。頻繁にモニターをアームから外したり付けたりする用途にはあまり向きません。一度設置したら固定して使う方におすすめです。一般的な取り付け方式であり、この価格帯ではクイックリリース機能がないことも多いです。

アームや支柱に沿ってケーブルを固定するためのクリップが付属しています。これにより、モニターケーブルや電源ケーブルなどをアームに沿わせて束ねることができ、デスク周りの配線をある程度すっきりさせることが可能です。ただし、ケーブルを通すスリットが狭めであるため、太いケーブルや本数が多い場合は収納しきれない可能性があります。一般的な太さのケーブルであれば有効に活用できます。

アームの関節部やモニターの角度調整には、付属の六角レンチなどツールが必要な箇所があります。一度最適な状態に調整・固定すれば、その後のモニターの向き変更などは手で行えますが、アーム自体の硬さや高さの根本的な調整には工具が不可欠です。頻繁にアームの固さを変えたい場合や、ツールなしで全て調整したい方には不向きかもしれません。ただし、初期設定後は大きな問題なく使えることが多いです。

クランプ部分に直接デスクを挟んで固定する方式のため、デスクの材質によっては傷が付く可能性があります。傷を防止するためには、別途クッション材などを挟むなどの対策が必要です。グロメット式の場合も、机に穴を開けるためデスクへの加工は必要となります。大切なデスクを傷つけたくない場合は、クランプ部に保護材を挟むなどの対策を検討してください。

モニターアームやモニターの回転範囲を物理的に制限するストッパー機能は搭載されていません。モニターを大きく回転させる際や、壁際に設置する場合は、モニターや周囲の物にぶつからないように手動で回転範囲に注意する必要があります。特にデュアルモニター環境では、左右のモニターの接触にも気を配る必要があります。意図しない回転による事故を防ぐためには、設置位置や操作に注意が必要です。

アームにガススプリングが内蔵されており、モニターを軽い力でスムーズに上下に動かすことができます。これにより、座る位置や作業内容に合わせて、モニターの高さを無段階で簡単に調整可能です。最適な視線高さに合わせることで、長時間の作業における首や肩への負担を軽減するのに役立ちます。ただし、一部レビューには調整が難しいとの声もあり、コツが必要な場合もあります。