グリーンハウス(Green House) グリーンハウス デュアルモニターアーム 縦並び2画面 17~32インチ対応 GH-AMDN2V-BK

モニター側に固定するVESAプレートと、アーム側の受け部分が分離するセパレート式を採用しています。これにより、まずプレートをモニターにネジ止めしておき、後からアーム本体の受けにカチッと差し込むだけでモニターの取り付けが完了します。取り外しも容易なので、モニターを頻繁に交換したり、一時的に外したい場合に便利です。ただし、高価格帯の製品に見られるような、アームのボタン一つで脱着できるような高度なクイックリリースではありません。

アームの支柱部分や関節部分に、ケーブルを沿わせて固定するためのガイドやクリップが付いています。モニターから出ている映像ケーブルや電源ケーブルなどをこれらのガイドに沿わせることで、デスク上やアーム周辺の配線をある程度まとめてすっきりさせることができます。アーム内部に完全にケーブルを隠すタイプではありませんが、価格を考慮すれば十分な機能と言えます。見た目を整頓し、ケーブルの絡まりを防ぐのに役立ちます。

アームの関節部分の硬さや、支柱部分でのモニターの高さ調整には、付属または別途用意する六角レンチやネジを使用する必要があります。特に高さ変更は、支柱の固定ネジを緩めてポール上で位置を調整し、再度締め付けるという手順になり、工具なしでスムーズに上下できるガススプリング式とは異なります。モニターの角度（チルトやパン）はある程度手で調整可能ですが、アーム全体の固定や調節には工具が必須となります。

クランプ式またはグロメット式でデスクに固定するため、アームの固定部分にはデスクを傷つけないための保護材（ゴムやクッションなど）が取り付けられています。これにより、デスクの天板をクランプで挟む際や、グロメットで固定する際に、直接金属が触れて傷が付くのを防ぎます。ただし、保護材の厚みや耐久性は製品によって異なり、安価な製品の場合は最低限の保護となることもあります。大切なデスクに設置する際は注意が必要です。

アームやモニターが特定の角度を超えて回転しないように制限する物理的なストッパー機能は搭載されていません。そのため、設置場所によっては、モニターを大きく動かした際に壁や家具に衝突する可能性があり、ご自身で可動範囲に注意を払う必要があります。アームを壁際ぎりぎりに設置する場合など、意図しない回転による衝突を防ぎたい場合には、設置位置の工夫や動かす際の注意が必要です。この機能は一般的に高価格帯製品に搭載されることが多いです。

ガススプリングを内蔵したアームのように、軽い力でモニターを上下にスムーズに動かす機能は搭載されていません。この製品は支柱に対してアームを取り付け、支柱上の任意の位置でネジを締め付けて固定する方式です。高さの変更には、支柱の固定ネジを緩めて位置を調整し、再度締め直す作業が必要になります。頻繁にモニターの高さを変えたい場合や、座ったり立ったりしながら作業するスタイルには不向きです。