TENBOOM 健康ステッパー

運動時間、ステップ回数、消費カロリーを表示する機能が搭載されています。これにより、運動の成果を数値で確認でき、モチベーション維持に繋がります。ただし、上位機種のような詳細なデータ分析や、スマートフォン連携機能はありません。あくまで基本的な運動量の把握に留まります。運動の記録を細かく管理したい方には、やや物足りないかもしれません。しかし、手軽に運動の効果を実感したい方には十分な機能と言えるでしょう。目標設定を行い、日々の運動を記録することで、より効果的なトレーニングが可能です。

負荷調整ダイヤルが搭載されており、ステップの高さ（負荷）を調整できます。これにより、体力レベルや運動目標に合わせて負荷を調整できます。低いステップは歩きやすく、高いステップは階段のような感覚で運動できます。初心者からある程度体力のある方まで幅広く使用できますが、上位機種に比べると負荷調整の幅は狭いです。より細かく負荷を調整したい方には、上位機種がおすすめです。しかし、手軽に負荷を変えたい方には十分でしょう。

静音設計を謳っていますが、実際にはペダルとバーが当たる音や、シリンダーの軋み音が気になるというレビューが多く見られます。集合住宅で使用する場合は、時間帯や階下への配慮が必要です。防音マットなどを敷くことで、ある程度騒音を軽減できます。上位機種のようなマグネット負荷方式やベルト駆動方式に比べると、静音性は劣ります。静音性を重視する方には、あまりおすすめできません。しかし、価格を考慮すれば、ある程度の騒音は許容範囲と言えるかもしれません。

ペダルに滑り止め加工が施されており、運動中に足が滑るのを防ぎます。これにより、安全に運動を行うことができます。ただし、ペダル自体が小さめなので、足の大きな方はやや不安定に感じるかもしれません。靴下を履いて使用する場合は、滑り止め効果が十分に発揮されない可能性があります。滑り止め付きの靴下を履くか、裸足で使用することをおすすめします。上位機種に比べると、滑り止め効果はやや劣りますが、価格を考慮すれば十分な機能と言えるでしょう。

手すりは付属していません。バランスを取りながら運動する必要があるため、運動に慣れていない方や、高齢者の方は注意が必要です。壁や椅子などにつかまりながら運動することをおすすめします。上位機種には手すりが付いているモデルもありますので、必要に応じて検討してください。手すりがない分、コンパクトで収納しやすいというメリットもあります。バランス感覚を養いたい方には、あえて手すりがないモデルを選ぶのも良いでしょう。しかし、安全性を重視する方には、手すり付きのモデルをおすすめします。