JGGLD 撮影用ショットガンマイク ビデオカメラ用ショットガン・コンデンサー・マイク

このマイクは屋内カーディオイド、屋外スーパーカーディオイドの切り替えが可能とされていますが、スタッフレビューでは本来のガンマイクのような超指向性には程遠く、周囲の音を拾いすぎるとの指摘があります。価格を考慮すると、ある程度の指向性は得られますが、狙った音源だけをクリアに分離する能力は限定的です。屋外での使用では、風切り音や周囲の雑音に注意が必要です。プロフェッショナルな現場での使用には不向きな可能性があります。

周波数応答は100Hzから16kHzと記載されていますが、スタッフレビューでは「ハイ上がりで低域がスカスカ」との評価があり、音質面での課題が指摘されています。人の声の帯域をクリアに拾う能力はありますが、自然さや豊かさという点では上位製品に劣る可能性があります。特に低域の表現力が求められる場面では物足りなさを感じるかもしれません。価格帯を考慮すると、最低限の音声収録は可能ですが、音質にこだわる場合は注意が必要です。

スタッフレビューによると、感度が高すぎるため録音レベルを相当下げないとホワイトノイズがひどいとのことです。これは、静かな環境での録音や、後で音量を上げる編集を行う際に大きな問題となります。セルフノイズ自体が特別高いわけではないかもしれませんが、高感度設定との組み合わせでノイズが目立ちやすくなる可能性があります。屋外での風切り音対策は付属のウィンドスクリーンに依存しますが、根本的なノイズ抑制能力は限定的と考えられます。

電源は単三電池1本（別売）を使用するバッテリー式ですが、「電池使用：いいえ」という記載もあり、電源仕様に不明瞭な点があります。XLR接続時にはカメラからのファンタム電源供給も考えられますが、確実ではありません。電池が付属しないため、別途購入が必要です。長時間の録音には予備電池の携帯が必須となります。USB給電に関する情報も曖昧で、電源周りの利便性は上位製品に劣ります。

JGGLDは7年の歴史を持つショップですが、オーディオ機器分野での専門性やブランドとしての信頼性は、大手メーカーと比較すると低いと考えられます。製品の品質管理や長期的なサポート体制については、未知数な部分が多く、保証内容も不明確なため、安心して長期間使用できるかについては懸念があります。初期不良対応などは期待できるかもしれませんが、故障時の修理対応などは期待しすぎない方が良いでしょう。