JVCケンウッド LCA-10-W コンパクトCDコンポ

LCA-10-Wでは、CDやラジオの音源を直接USBメモリに録音することが可能です。これにより、お気に入りのCDやラジオ番組をデジタルデータとして保存し、手軽に持ち運んだり、他のデバイスで再生したりすることができます。例えば、お気に入りのラジオ番組を録音して通勤中に聴いたり、CDの音楽をUSBメモリに入れて車で楽しむといった使い方が可能です。ただし、上位機種のようなSDカードへの録音機能はありません。

LCA-10-WはBluetoothに対応しており、スマートフォンやタブレットなどのBluetooth対応機器とワイヤレスで接続できます。これにより、スマートフォンに保存された音楽や、ストリーミングサービス（Spotify、Apple Musicなど）の音楽を手軽に再生できます。ペアリングも簡単で、一度接続すれば次回からは自動的に接続されます。ただし、上位機種のような高音質コーデック（aptX、AACなど）には対応していません。

LCA-10-WにはCD連続再生機能はありません。CDを1枚再生し終わると停止します。上位機種EX-D6SETのように、複数のCDをセットして連続再生することはできません。CDを交換する手間を省きたい方には不向きです。BGMとして長時間音楽を流したい場合は、USBメモリに音楽を入れて再生するか、Bluetoothでスマートフォンと接続してストリーミング再生を利用すると良いでしょう。

LCA-10-Wはオート選局機能を搭載しており、FMラジオの受信周波数を自動でスキャンし、受信可能な放送局をリスト表示します。これにより、手動で周波数を合わせる手間が省け、簡単にラジオ局を探すことができます。特に、引っ越し先や旅行先など、初めて訪れる場所でラジオを聴きたい場合に便利です。ただし、FMアンテナがワイヤー式のため、受信感度が低い場合はアンテナの設置場所を工夫する必要があります。

LCA-10-Wには、低音と高音を調整できるシンプルな音質調整機能が搭載されています。これにより、音楽のジャンルや好みに合わせて音質を調整し、より快適なリスニング体験を得ることができます。例えば、低音を強調して迫力のあるサウンドを楽しんだり、高音をクリアにしてボーカルを際立たせたりすることができます。上位機種のような詳細なイコライザー機能はありませんが、手軽に音質を調整できる点は便利です。

LCA-10-Wにはスリープタイマー機能が搭載されており、設定した時間になると自動的に電源が切れます。就寝時に音楽を聴きながら眠りたい場合に便利です。例えば、30分後に電源が切れるように設定しておけば、音楽を聴きながら眠ってしまっても、自動的に電源が切れるため、電気代の節約にもなります。ただし、上位機種のような細かな時間設定はできません。