EPOMAKER P75

キーボード右上に金属製のノブが搭載されており、これを回すことで音量調整、クリックすることで再生/一時停止の操作が可能です。ゲーム中や動画視聴中にソフトウェアを切り替えることなく、手元で直感的にメディアをコントロールできるため、非常に便利です。特にテレワークでのオンライン会議中に音量を素早く調整したい場合など、実用性の高い機能と言えます。

商品情報にはアクチュエーションポイントを調整できる機能に関する記載はありません。キースイッチ自体はホットスワップ対応で交換可能ですが、個々のキーの反応位置をソフトウェアなどで細かく調整する機能は搭載されていないようです。この機能は主にゲーミングキーボードに搭載されることが多く、より高度なカスタマイズを求めるユーザーには物足りない可能性があります。

南向きRGBバックライトを搭載しており、16種類のライティングエフェクトと8色のライティングカラーから選択可能です。FNキーとの組み合わせでバックライトのオン/オフ、色の切り替え、明るさや速度の調整が手軽に行えます。専用ソフトウェアの有無については明記されていませんが、キーボード単体で基本的なカスタマイズが可能であり、暗い場所での視認性向上や、デスク周りの雰囲気を演出するのに十分な機能を提供します。

商品情報にはマクロ登録機能に関する明確な記載はありません。スタッフレビューには「オリジナルのソフトウェアが組み込まれておりキーのカスタマイズは可能」との言及がありますが、これがマクロ登録を含むかどうかは不明です。VIA/QMKには対応していないと明記されているため、複雑なマクロ設定を期待するユーザーは注意が必要です。基本的なキーの再割り当ては可能かもしれませんが、高度なマクロ機能は期待できない可能性があります。

キーボード本体にUSBポートやオーディオジャックが搭載されているという記載はありません。そのため、マウスやヘッドセットなどの周辺機器をキーボードに直接接続するパススルー機能は利用できません。この機能はデスク周りの配線をすっきりさせたい場合や、PC本体から離れた場所で周辺機器を接続したい場合に便利ですが、本製品では別途PC本体に接続する必要があります。

商品概要に「前面の高さは22.7mm（シリコンフィート付属）、タイピング角度は6度」と記載されており、シリコンフィートによる傾斜調整が可能であることが示唆されます。ただし、複数の段階で角度を調整できるかについては明確な記載がありません。一般的に、メカニカルキーボードには角度調整用のスタンドが付属していることが多いため、本製品も基本的なチルト調整は可能であると考えられます。