EWIN ワイヤレスキーボード Bluetoothキーボード 折り畳み式キーボード Android版

本製品はBluetooth接続で、最大3台のデバイスとのペアリング情報を記憶し、切り替えて使用できます。PC、タブレット、スマートフォンの間でスムーズに切り替えが可能で、複数のデバイスを使い分けるユーザーにとって非常に便利な機能です。登録・切り替え操作はFnキーと対象デバイスのキーを押すことで行えます。Bluetooth 5.2チップ搭載により、比較的安定した通信が期待できます。

キーボード右側に大型のタッチパッドを搭載しており、別途マウスを用意することなくカーソル操作が可能です。左クリック、右クリック、スクロールなどの基本操作に対応し、モバイル環境での作業効率を高めます。タッチパッドのクリック感については「やや硬め」というレビューも見られますが、マウスを持ち運ぶ手間を省きたい場合に役立つ機能です。感度や操作感はOSによって若干異なる場合があります。

本製品にはデバイス（スマートフォンやタブレット）を立てかけるためのスタンド機能は搭載されていません。本体の薄さや軽量化を優先した設計のためと考えられます。デバイスを立てて使用する場合は、別途汎用のスタンドを用意する必要があります。キーボード単体で完結させたいユーザーには不向きですが、既にスタンドを持っている場合や、よりシンプルな構造を好む場合には問題ありません。

キー自体が光るバックライト機能は搭載されていません。本製品には状態を示すための指示ランプは複数搭載されていますが、暗い場所でキーの印字を見やすくするためのものではありません。そのため、薄暗い環境や夜間の使用時にはキーの視認性が低下する可能性があります。明るい場所での使用が主であれば問題ありませんが、様々な環境で使う場合は注意が必要です。

Windows, Mac, Android, Googleの4システムに対応しており、Fnキーと組み合わせることで各OSに最適化した入力モードに切り替えが可能です。これにより、接続したデバイスのOSに合わせてキーの機能が適切に割り当てられます。ただし、iOSデバイスに接続する場合は、端末側で日本語レイアウトへの手動設定が必要になる場合があるとの注意書きがあり、完全な自動認識ではない点に留意が必要です。

本製品はBluetoothによる無線接続専用であり、USBケーブルなどを使った有線接続には対応していません。充電用のUSB Type-Cポートはありますが、データ通信機能はありません。無線接続のみに特化することで、ケーブルがなくすっきりとした取り回しを実現しています。バッテリーが切れた際は充電が完了するまで使用できないため、計画的な充電が必要です。