suptek モニターアーム モニタースタンド 置き型 デュアルディスプレイ 32インチまで 縦並び 耐荷重各20kg 自立式 アーム抜き 高さ調整 上下左右に角度調整可能 VESA 50x50 75X75 100x100 木製のベース 黒 (ML1342)

モニターを取り付ける際に、アーム側の金具にモニター側のブラケットを引っ掛ける方式のようです。最上位製品のような、ワンタッチで着脱できるクイックリリースプレートシステムについての記載はありません。スタッフレビューでは、この取り付け金具の精度に問題があり、取り付けに苦労したという報告もあります。頻繁にモニターを着脱する用途には不向きと言えます。

ポール部分にケーブルガイドが付属しています。モニターから出ている映像ケーブルや電源ケーブルなどをまとめて、アームに沿わせて固定することができます。これにより、デスク上やアーム周りのケーブルが散らかるのをある程度抑えることができ、見た目を少しすっきりさせることが可能です。ケーブルを完全に隠すカバー式ではありませんが、簡易的な整理には役立ちます。

アームの関節部分の固さ調整や、ポールの段差式高さ調整を行う際には、六角レンチなどの工具が必要となるようです。モニターのチルト（上下）・パン（左右）・回転といった角度調整自体は工具不要で行える可能性が高いですが、アーム全体の基本的な位置や高さの固定にはツールが必要となるため、完全に工具なしで全ての調整ができるわけではありません。

本製品はデスクに置くだけのスタンドタイプのため、クランプ式のようなデスク縁を挟むことによる傷つきを防ぐ保護材は付属していません。台座の底面に小さなゴム足や滑り止めがある可能性はありますが、デスク表面を積極的に保護する機能についての記載はありません。重量があるため、設置するデスクの素材によっては、別途マットなどを敷くなどの対策を検討した方が良いでしょう。

アームやモニターが特定の角度以上に回転しないように制限する物理的なストッパー機能は搭載されていないようです。モニターを左右に回転させる際は、周囲の壁や家具などにぶつからないよう、設置スペースに注意するか、手動で回転範囲を意識する必要があります。意図しない回転を防ぐための安全機能は備わっていません。

ガススプリングなどを内蔵した、モニターをその場で滑らかに上下に移動できる垂直昇降機能は搭載されていません。本製品の高さ調整は、支柱に設けられた複数の穴のいずれかにアームを取り付ける「段差式」です。高さ位置を変更するには、一度モニターとアームを支柱から外し、希望する段差に再度取り付ける作業が必要になります。高さの微調整や頻繁な変更には不向きです。