CYD CYD C309 ゲーミングマウス

8個のプログラム可能なボタンを搭載しています。これらのボタンへの機能割り当てやマクロ設定は、専用ソフトウェアを介して可能とされています。ただし、そのソフトウェアの入手方法がメーカーへのメール問い合わせとなっているため、一般的なダウンロード提供に比べると利便性は大きく劣ります。ソフトウェアが容易に入手できれば、多様なカスタマイズが可能になるはずです。

マウス本体にDPI切り替えボタンがあり、1200から7200DPIの間で6段階の感度を物理ボタンで変更できます。ゲーム中や作業中に瞬時に感度を調整したい場合に便利です。ただし、ポーリングレートが125Hz固定である点は、素早い動きに対する追従性において制限となる可能性があります。

マウス表面のハニカム部分や側面にRGB LEDが搭載されており、虹色にサイクルするライティングが点灯します。ゲーミングデバイスらしい視覚的な演出を楽しめます。ソフトウェアでライティングパターンを詳細に設定できるかは不明ですが、デフォルトで発光機能は備わっています。

製品仕様や情報からは、設定した内容をマウス本体のメモリに保存できるオンボードメモリ機能については確認できませんでした。専用ソフトウェアでの設定は、おそらくソフトウェアをインストールしたPC上でのみ有効になる可能性が高いです。複数のPCで使用する場合や、ソフトウェアをインストールできない環境では、設定が引き継がれないと考えられます。

DPIの段階切替はマウス本体のボタンで行えますが、それ以外のボタン機能の割り当て変更やマクロ設定、ライティングパターンの変更などをマウス本体のみで行う機能は備わっていないようです。これらの詳細な設定変更には、専用ソフトウェアが必要になります。ソフトウェアが入手しづらい現状では、設定変更の自由度は非常に限られます。