ファイトボックス(FightBox) ファイトボックス FightBox B10 Ex アーケードコントローラー レバーレス 静音 高速 銀軸スイッチ 15ボタンPC対応

本製品はPCにのみ対応しています。PlayStation 5やPlayStation 4、Nintendo Switchなどの主要なコンシューマーゲーム機には対応していません。このため、様々なプラットフォームでコントローラーを使用したいユーザーにとっては大きな制約となります。PC専用として設計されているため、PCでの使用においては安定したパフォーマンスが期待できますが、購入前に自身の主要な使用環境をしっかりと確認する必要があります。他のプラットフォームでの使用を考えている場合は、別途対応製品を検討する必要があります。

ボタン配置の変更機能については、商品情報に専用ソフトウェアに関する明確な記載はありません。しかし、SOCDモードの切替が可能なことから、何らかの方法で内部設定を変更できる機能は搭載されていると考えられます。PC対応製品であり、汎用的なエンコーダーを使用している可能性もあるため、サードパーティ製のツールなどでボタン割り当てを変更できる可能性もゼロではありません。ただし、メーカー公式の簡単な設定変更ツールが提供されているかは不明なため、高度なカスタマイズを求める場合は事前の確認や情報収集が必要です。基本的なボタン機能は標準配置に準拠しています。

複数のボタン配置や設定をプロファイルとして保存し、切り替える機能については、商品情報に一切記載がありません。基本的な機能に特化したモデルであり、複雑な設定管理機能は搭載されていないと考えられます。ゲームタイトルごとや、練習用と対戦用で異なる設定を頻繁に使い分けたいユーザーにとっては、この機能がない点は不便に感じるかもしれません。設定変更が可能な場合でも、その都度手動で行う必要がある可能性が高いです。プロファイル機能の有無は、利便性に大きく影響するため、重要な検討ポイントとなります。

ゲーム中に誤ってPSボタンやOptionボタンなどを押してしまい、ゲームが一時停止したり中断されたりするのを防ぐキーロック機能については、商品情報に記載がありません。競技性の高い対戦ゲームをプレイする際には、不意の誤操作を防ぐこの機能があると安心してプレイに集中できますが、本製品には搭載されていないようです。特にトーナメントシーンなど、一瞬のミスが勝敗を分ける場面では、この機能の有無が重要となる場合があります。誤操作を防ぐためには、意識してボタンに触れないようにするなど、プレイヤー側での注意が必要になります。

レバーレスコントローラーにおいて重要な機能の一つであるSOCD（Simultaneous Opposing Cardinal Directions）モード切替機能は搭載されています。ニュートラル（前後左右同時押しで入力なし）、上優先（下と上同時押しで上入力）、最終入力優先（反対方向同時押しで最後に入力した方向を優先）の3種類から選択可能です。これにより、プレイするゲームのルールや、自身の好み、特定のテクニックの入力方法に合わせて最適なSOCDモードを設定できます。この機能はレバーレスコントローラーの基本的な操作感に直結するため、搭載されていることは大きな利点です。デフォルトはニュートラルです。

コントローラー本体にヘッドセットやイヤホンを直接接続するためのイヤホンジャックは搭載されていません。このため、ゲーム音声をイヤホンやヘッドセットで聞きたい場合や、ボイスチャットを利用したい場合は、PC本体のオーディオ端子を使用するか、USB接続のオーディオデバイスやワイヤレスヘッドセットなどを用意する必要があります。特にコンソール機のようにコントローラーに直接ヘッドセットを接続して手軽にボイスチャットをしたいという用途には向いていません。音声関連の接続方法については、事前に確認が必要です。

ボタンや本体を装飾するRGBライティング機能は搭載されていません。シンプルなデザインであり、ライティングによる視覚的な効果はありません。これは性能に直接関わる機能ではありませんが、ゲーミングデバイスの見た目を重視するユーザーや、配信などでデバイスを映す際に華やかさを演出したいユーザーにとっては物足りなく感じるかもしれません。機能性のみを重視し、装飾性は不要というユーザーにとっては問題ない点です。ライティング機能がない分、コスト削減に貢献している可能性も考えられます。