LEOPOLD FC750RBT GRAYBLUE Bluetooth/USB-C 日本語配列 かな無 テンキーレス 91キー スイッチホットスワップ対応 Win/macOS 単4電池駆動 最新CHERRY MX2Aスイッチ (FC750RBTL2/JNEGB[黒軸])

メカニカルキーボードの世界的ブランドCHERRY社が2023年にリリースした最新スイッチ「MX2A」を採用しています（本製品は黒軸モデル）。製造工程の見直しや改良により、従来品からのスムーズさや安定性が向上しています。ホットスワップに対応しており、3ピン/5ピンのCHERRY MX互換スイッチであればユーザー自身で交換が可能です。これにより、打鍵感や音の好みに合わせて将来的にカスタマイズできる拡張性も魅力です。

USB Type-Cポートによる有線接続と、Bluetooth 5.1による無線接続の両方に対応しています。有線接続は安定しており、遅延を気にせず高速タイピングやゲームに使用できます。Bluetooth接続は最大4台のデバイスとのマルチペアリングに対応しており、有線接続を含めると合計5台のデバイス間で切り替え可能です。様々なデバイスを使い分けるユーザーにとって非常に利便性が高いです。

日本で一般的に普及している日本語JIS配列を採用しています。特に「かな刻印がない」モデルのため、キーボード面が非常にスッキリとして見やすいデザインです。EnterキーやShiftキーなどもJIS配列に準拠しており、慣れている方にとって入力しやすい配置です。テンキーを省いたコンパクトなテンキーレス（91キー）デザインで、机上のスペースを有効活用し、マウス操作の範囲を広げることができます。

キーキャップは摩耗に強く、文字が消えないPBTダブルショット（2色成形）を採用しており、非常に高い耐久性を持ちます。本体内部には吸音パッドが内蔵されており、打鍵時の内部反響音を低減し、より心地よい打鍵感を実現しています。スタビライザーには基板に固定するScrew-inタイプが採用されており、スペースキーなどの長いキーの打鍵時のブレやカタつきを抑え、安定した入力感を提供します。全体的に高品質なパーツ構成です。

LEOPOLDはメカニカルキーボードの分野で長年の実績を持つ信頼性の高いメーカーです。日本法人も設立されており、国内でのサポート体制も整っています。製品にはご購入日より1年間のハードウェア修理保証が付帯しており、万が一の初期不良や自然故障の際にも安心して対応を受けられます。品質管理にも定評があり、安心して長く使えるブランドと言えます。

1万円台後半という価格ながら、最新のCHERRY MX2Aスイッチ、PBTダブルショットキーキャップ、吸音パッド、ホットスワップ対応、有線/Bluetooth両対応（マルチペアリング）といった、一般的にハイエンドモデルに搭載されるような多くの高品質な要素を備えています。専用ソフトウェアがない、電源スイッチが操作しにくいといった惜しい点もありますが、それらを考慮しても、提供される品質と機能に対して非常にコストパフォーマンスに優れた製品と言えるでしょう。キーボード愛好家にも満足度の高い選択肢です。