Nexmora マウス bluetooth

本製品は、DPIを3段階（800、1200、1600）で調整できる機能を搭載しています。マウスの天面にあるDPI切り替えボタンを押すことで、カーソルの移動速度を簡単に変更できます。例えば、ウェブブラウジングや通常のドキュメント作成では1200 DPI、表計算ソフトでの細かいセル移動や簡単な画像編集では800 DPI、画面端への素早いカーソル移動が必要な場合は1600 DPIなど、作業内容に応じて最適な感度を選ぶことが可能です。これにより、より快適で効率的な操作が実現できます。初心者の方でも、ボタン一つで直感的に感度を変えられるため、導入しやすい機能と言えるでしょう。

本製品は、センサーの種類を切り替える機能は搭載していません。光学式センサーを採用しており、一般的なデスクやマウスパッド上での使用に適しています。様々な材質の表面に対応できるレーザーセンサーや、ガラス面でも使用可能なDarkfieldセンサーなどの切替機能はありませんので、使用する場所の材質によってはセンサーの読み取り精度が低下する可能性があります。外出先で様々な場所で作業する機会が多い方や、ガラス製デスクなど特殊な表面で安定した操作をしたい場合は、センサー切替機能や、より多様な表面に対応したセンサーを搭載した製品を検討すると良いでしょう。

本製品には、マウスボタンの機能を自由にカスタマイズするための専用ソフトウェアや機能は搭載されていません。基本的な左右クリック、スクロール、DPI調整ボタンは使用できますが、例えばサイドボタンにコピー＆ペーストや特定のショートカットキーを割り当てるなどのカスタマイズはできません。より多くの操作をマウスだけで完結させたい方や、特定のアプリケーションで効率を上げたい方にとっては、この機能がないことが制限となる可能性があります。ただし、一般的なウェブブラウジングやドキュメント作成などの用途であれば、標準機能のみでも十分使用可能です。初心者の方であれば、シンプルな機能構成で迷いにくいというメリットもあります。

本製品は、Bluetooth 5.2接続と2.4GHz USBレシーバー接続の両方に対応しており、ボタン一つで接続方式を切り替える機能を持っています。これにより、Bluetooth対応のノートパソコンやタブレット、USBポートが少ないデバイスにはBluetoothで接続し、デスクトップPCなどには付属のUSBレシーバーを使って2.4GHz無線で接続するといった使い分けが可能です。最大で2台（Bluetooth接続1台、2.4GHz接続1台）または3台（Bluetooth接続2台、2.4GHz接続1台）など、複数のデバイスとペアリングしておき、作業中に簡単に切り替えることができるため、マルチタスクや複数のデバイスを併用する環境で非常に便利です。ペアリング方法も比較的簡単なので、初心者の方でもすぐに使い始められるでしょう。

本製品は、省エネルギー設計の一環として自動スリープモードを搭載しており、一定時間操作しないと自動的に低電力モードに移行します。これにより、バッテリーの無駄な消耗を抑えることができます。マウスを使おうとするとすぐに復帰するため、手動で電源をオン/オフする手間が省け、電源の切り忘れによるバッテリー切れを防ぐのに役立ちます。この機能は、特に頻繁にマウスの電源を切り忘れてしまう方や、少しの間席を離れる際にバッテリーを節約したい場合に便利です。バッテリー持続時間の延長に貢献するため、充電頻度を減らすことにも繋がります。

本製品には、マウス本体で具体的なバッテリー残量を視覚的に確認できるLEDランプやインジケーターなどの機能は搭載されていません。バッテリー残量が少なくなった際に警告が表示されるかどうか、またはPC側で残量を確認できるかどうかは製品情報からは不明です。バッテリー残量が確認できないため、突然バッテリー切れになるリスクがあります。長時間の会議や外出先での作業前に十分充電されているか確認するか、予備のマウスを用意するなどの対策が必要になる場合があります。バッテリー残量を常に把握しておきたい方や、計画的に充電したい方にとっては、この機能がないことが不便に感じられるかもしれません。