Claiks Claiks モニターアーム 2画面 ガス圧 液晶ディスプレイアーム CL-MA-DMA-B-JP

このモニターアームはガス圧式を採用しており、モニターの重量に合わせて内蔵されたガススプリングが作動します。これにより、画面の高さ調整が非常に軽い力で行え、座った姿勢や作業内容に合わせて瞬時に最適な位置にディスプレイを移動させることが可能です。ただし、一部のレビューでは調整の硬さや緩さといった使用感のばらつきが報告されており、期待通りの滑らかな操作感を得られない場合がある点に注意が必要です。

アームの内部にケーブルを収納できる機能が備わっており、モニターケーブルや電源ケーブルをすっきりとまとめることができます。これにより、デスク周りの配線が整理され、見た目が向上するだけでなく、ケーブルの絡まりによる断線リスクの低減や、掃除のしやすさにも繋がります。デュアルモニター環境ではケーブルが増えるため、この機能は実用性が高いと言えます。

モニターをアームに取り付けた後、90度回転させることで縦向き（ポートレート）表示と横向き（ランドスケープ）表示を切り替えることが可能です。プログラミングや長文の読解、ウェブサイトの閲覧など、コンテンツに合わせて表示形式を変更したい場合に非常に便利です。作業効率の向上や、より多くの情報を一度に表示したい場合に役立ちます。

このモニターアームには、モニターをアームにワンタッチで着脱できるクイックリリース機能は搭載されていません。モニターの取り付けや取り外しには、VESAプレートのネジを締めたり緩めたりする作業が必要になります。頻繁にモニターを付け外しする用途には不向きですが、一度設置すれば安定するため、通常使用においては問題ないでしょう。

クランプ部分には、デスクの天板を傷つけないようにするための保護材（ゴム製パッドなど）が装着されていると考えられます。これにより、アームをしっかりと固定しながらも、大切なデスク表面へのダメージを最小限に抑えることができます。ただし、製品仕様として明記されていないため、保護の程度や素材については確認が必要です。

モニターアームの調整に必要な六角レンチなどの工具を、アーム本体に収納できる機能は搭載されていません。組み立てや調整に使用した工具は、別途保管場所を確保する必要があります。頻繁に工具を使用しない場合は大きな問題にはなりませんが、工具の紛失には注意が必要です。