colleize AMICIS ゲーミングキーボード 日本語配列 80HE

キーボードの照明設定は可能ですが、スタッフのレビューで「文字キーが光らない」と明記されています。これは、個々のキーの文字が光る一般的なRGBライティングカスタマイズ機能とは異なり、機能に制限があることを意味します。キーボード全体の雰囲気を変えることはできますが、暗所でのキーの視認性を高める目的や、キーごとの色分けによるゲーム内での視覚的な補助を期待するユーザーにとっては、この機能は不十分であると言えます。

本製品は8000Hzのポーリングレートに対応しており、これはキーボードがPCにキー入力を報告する頻度が1秒間に8000回であることを意味します。この高いポーリングレートにより、キーを押してからゲームに反映されるまでの遅延が極めて少なく、非常に高速なキー反応を実現しています。特にFPSや格闘ゲームなど、コンマ何秒を争うようなゲームにおいて、プレイヤーの操作がより正確かつ迅速にゲームに反映されるため、競技性を高める上で非常に重要な機能です。

専用のAMICIS Driver（ソフトウェア）を使用することで、マクロ設定が可能です。マクロ機能とは、複数のキー操作を一つのキーに割り当てて、複雑なコマンドを簡単に実行できるようにする機能です。これにより、ゲーム内で頻繁に使うスキルコンボや定型文の入力などを効率化でき、操作の負担を軽減し、ゲームプレイをよりスムーズに進めることができます。ソフトウェアを通じて、ユーザーのプレイスタイルに合わせた柔軟な設定が可能です。

専用ドライバで「様々な設定が可能」と記載されていますが、具体的なキーアサイン（キー割り当て）変更機能の有無については明記されていません。マクロ設定は可能ですが、個々のキーの機能を自由に再割り当てできるかどうかは不明です。ゲーミングキーボードにおいて、キーアサイン変更は操作性を最適化するための重要な機能の一つですが、本製品ではその詳細が確認できないため、この機能の有無は不明確です。

キーボード本体に音量調整やメディア再生などの専用ボタンやダイヤルが搭載されているという情報はありません。一般的なゲーミングキーボードでは、ゲーム中に音量調整や音楽の再生・停止などを素早く行えるメディアコントロール機能が搭載されていることが多いですが、本製品にはそのような物理的なコントロール機能は確認できません。ソフトウェアによる代替操作は可能かもしれませんが、専用ハードウェアとしての機能は備わっていません。

キーボードの底面や側面に、ケーブルを整理して配線できる溝やスペースが設けられているという情報はありません。ケーブルマネジメント機能は、デスク周りをすっきりと保ち、ケーブルがゲームプレイの邪魔になるのを防ぐために便利な機能ですが、本製品の仕様にはその記載が見当たりません。有線接続のみであるため、ケーブルの取り回しについてはユーザー自身で工夫する必要があります。