
Audio Technica(オーディオテクニカ) AT4050 コンデンサーマイク
の評価
商品概要
Audio Technica AT4050は、プロフェッショナルなレコーディングスタジオでの使用を想定して設計された、高性能なDCバイアス・コンデンサー型マイクロホンです。1インチの大口径デュアルダイアフラムを搭載し、無指向性、単一指向性、双指向性の3つの指向特性を切り替えることができます。これにより、ボーカル、楽器、アンビエントサウンドなど、様々な音源や録音環境に合わせて最適な収音が可能になります。周波数特性は20Hzから18,000Hzまでカバーし、ローカットフィルター(80Hz)やパッド(-10dB)も搭載しているため、不要なノイズの低減や音割れの防止にも対応します。ダイナミックレンジは132dB、SN比は77dBと、クリアでノイズの少ないサウンドを実現します。堅牢な黒つや消し焼付塗装仕上げで、質量は約510gと、耐久性と安定感のある設計です。ファンタム電源(48VDC)が必要です。
商品画像一覧

商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
単一指向性、双指向性、無指向性など、音を拾う方向を切り替えられる機能です。単一指向性に設定すると、マイクの正面からの音だけをクリアに拾い、側面や背面の不要な音を抑えることができます。これにより、ボーカル録音やポッドキャストで話し手の声だけを際立たせたい場合に最適です。双指向性に切り替えれば、マイクの前後の音を拾うため、インタビューなどで向かい合って座る二人を同時に録音するのに適しています。無指向性に設定すると、マイクの全方向からの音を均等に拾うため、部屋全体のアンビエントな響きや、複数の楽器の音を自然に収音したい場合に役立ちます。この機能により、様々な録音環境や目的に合わせてマイクの特性を柔軟に調整し、より意図した通りのサウンドを得ることが可能になります。
AT4050は、無指向性、単一指向性、双指向性の3つの指向特性を切り替えることができます。これにより、録音したい音源や環境に合わせて最適な収音パターンを選択でき、ボーカル録音から楽器のマイキング、ステレオ録音まで、幅広い用途に対応可能です。この機能は、様々な録音ニーズに応えるための重要な要素であり、マイクの汎用性を大きく高めています。
低周波数のノイズ(例えば、エアコンの動作音、振動による振動音、風切り音など)を軽減する機能です。このフィルターをオンにすることで、録音したい音源以外の不要な低音域のノイズを効果的にカットし、クリアで明瞭な音質を得ることができます。特に、ボーカル録音やアコースティック楽器の録音など、繊細な音を捉えたい場合に、低域のノイズが混入するのを防ぎ、クリーンなサウンドを実現するのに役立ちます。また、近接効果による過剰な低音域の強調を抑えたい場合にも有効です。これにより、ミックス作業の際に低域の処理にかかる手間を減らし、よりプロフェッショナルなサウンドプロダクションに貢献します。
80Hzのローカットフィルターを搭載しており、録音時に混入しやすい低域ノイズ(エアコンの動作音、振動、風切り音など)を効果的に除去できます。これにより、ボーカルやアコースティック楽器の録音において、クリアで明瞭なサウンドを得やすくなります。また、近接効果による過剰な低音域の強調を抑えたい場合にも役立ちます。
入力される音声信号のレベルを減衰させる機能です。非常に大きな音源(例えば、ドラムのキックやスネア、ギターアンプなど)を録音する際に、マイク内部の回路が音圧によって歪んでしまうのを防ぎます。このスイッチをオンにすることで、音割れを防ぎ、クリアで歪みのないサウンドを捉えることができます。また、ボーカルでも声量が大きいシンガーや、シャウトなどを録音する際に、急激な音圧の変化に対応し、安定した録音を行うのに役立ちます。これにより、ダイナミックレンジの広い音源でも安心して録音を進めることができます。
入力信号のレベルを10dB減衰させるパッドスイッチを搭載しています。これにより、ボーカルのシャウトや大音量の楽器など、音圧の高いソースを録音する際に、マイク内部での音割れを防ぎ、クリアで歪みのないサウンドを捉えることができます。ダイナミックレンジの広い音源にも対応しやすくなります。
マイクスタンドやブームアームに取り付けるための専用ホルダー(ショックマウント)が付属または対応している機能です。ショックマウントは、マイク本体をサスペンションのように保持することで、床やスタンドからの振動がマイクに伝わるのを効果的に防ぎます。これにより、足音、ドアの開閉音、デスクの振動など、意図しない低周波のノイズが録音されるのを防ぎ、クリアでクリーンな音声収録を実現します。特に、ボーカル録音やナレーション収録など、わずかなノイズも避けたい場合に、その効果を発揮します。これにより、よりプロフェッショナルな品質の録音が可能になります。
AT4050はショックマウントに対応しており、別売りのショックマウントを使用することで、床やスタンドからの振動ノイズを効果的に軽減できます。これにより、足音や操作音などの不要な低周波ノイズが録音されるのを防ぎ、よりクリーンでプロフェッショナルな音質を実現します。ただし、ショックマウントは標準付属ではないため、別途購入が必要です。
XLRケーブルを通じて、コンデンサマイクに+48Vの電源を供給する機能です。コンデンサマイクは、その繊細な振動板を動作させるために外部からの電源供給が必要であり、このファンタム電源供給機能は、マイクが正常に動作するための必須条件となります。この機能が搭載されていることで、別途ファンタム電源ユニットを用意することなく、オーディオインターフェースやミキサーに直接接続してマイクを使用できます。これにより、セットアップが簡素化され、より手軽に高品質なコンデンサマイクのサウンドを活用できます。プロフェッショナルなレコーディング環境では標準的な機能ですが、マイク自体の性能を引き出すために重要です。
AT4050はXLR接続のコンデンサーマイクであり、動作には+48Vのファンタム電源が必要です。この電源は、接続するオーディオインターフェースやミキサーから供給されます。ファンタム電源供給機能自体はマイク側にあるものではなく、使用する機器側で対応している必要がありますが、AT4050はこの標準的な電源供給方式で動作します。
SHOPSTAFFによる評価スコア
AT4050は、オーディオテクニカが長年培ってきた技術を結集した、プロフェッショナル向けのコンデンサーマイクです。3つの指向性パターンを持つため、様々な録音状況に対応できる汎用性の高さが魅力です。特にボーカルやアコースティック楽器の録音において、そのクリアで自然なサウンドは高く評価されています。ローカットフィルターやパッドスイッチといった実用的な機能も備えており、スタジオでの使い勝手も考慮されています。価格帯としては中〜高級機に位置づけられ、その性能と信頼性から、多くのレコーディングエンジニアに選ばれています。耐久性も高く、適切なメンテナンスを行えば長期間にわたって安定したパフォーマンスを発揮することが期待できます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 3つの指向性パターンによる高い汎用性
- クリアで自然なサウンドキャラクター
- ローカットフィルターとパッドスイッチ搭載
- プロフェッショナル仕様の堅牢な設計
- コストパフォーマンスに優れた選択肢
注意点
- コンデンサーマイクのため、ファンタム電源(+48V)が必要です。オーディオインターフェースやミキサーが別途必要になります。
- 精密機器のため、落下や強い衝撃を与えないよう注意して取り扱ってください。
- 湿気や埃の多い場所での保管は避け、使用後はマイクカバーなどで保護することをおすすめします。
- 定期的なクリーニングで性能を維持してください。特にグリル部分の清掃は重要です。
おすすめな人
- プロのレコーディングエンジニア
- 音楽制作を行うミュージシャン
- ホームスタジオで高品質な録音を目指す方
- ボーカルやアコースティック楽器の録音を主に行う方
- 複数の指向性パターンを必要とする方
おすすめできない人
- USB接続で手軽にPCに繋ぎたい初心者の方
- ライブPA用途で簡易的なマイクを探している方
- 予算を大幅に抑えたい方
- 指向性切り替え機能が不要な方
おすすめの利用シーン
- スタジオでのボーカル録音
- アコースティックギター、ピアノ、弦楽器などのマイキング
- ドラムのオーバーヘッドやアコースティック楽器の収音
- ラジオDJやポッドキャストの収録
- ステレオ録音(双指向性を使用)
非推奨な利用シーン
- 屋外での風切り音が多い環境での録音(ウインドスクリーンが必須)
- DJプレイやクラブでのライブパフォーマンス(ダイナミックマイクの方が適している場合が多い)
- 楽器に直接近づけて大音量を録音する際の過度な音圧(パッド機能で対応可能だが限界あり)
よくある質問(Q&A)
Q.AT4050 コンデンサーマイクは、どのような用途に適していますか?
Q.このセットには何が含まれていますか?
Q.コンデンサーマイクを使用するために、特別な電源は必要ですか?
Q.マイクスタンドやケーブルは、写真と全く同じものが届きますか?
Q.AT4050の指向性はどのように切り替えられますか?
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AKG C414 XLS ステレオペアセットは、歴代モデルのサウンドを忠実に再現した高品位コンデンサーマイクです。フラットな特性で原音のニュアンスをありのままに収音し、リアリティのあるサウンドを実現します。
| 指向性パターン | 9段階切り替え可能(単一指向性、双指向性、無指向性、およびそれらの中間を含む) | 周波数特性 | 20Hz - 20000 Hz |
| 最大音圧レベル(SPL) | 140 dB SPL | ノイズレベル(自己ノイズ) | 6 dBA |
| 接続方式 | XLR 3ピンメス | 電源 | ファンタム電源(+48V) |
| ボディ素材 | アルミニウム | 付属品 | ショックマウント(H85)×2, ウインドスクリーン(W414)×2, マイクホルダー(SA60)×2, ステレオアーム(H50), 特性データシート×2, 布製ポーチ×2, キャリングハードケース |
AKG C414 XL IIは、伝説的なC12マイクの特性を受け継ぎ、煌びやかで存在感のあるサウンドを提供するサイドアドレス型コンデンサーマイクロホンです。ボーカルや楽器の魅力を最大限に引き出します。
| 指向性パターン | 無指向性/ワイドカーディオイド/カーディオイド/ハイパーカーディオイド/双指向性と各々の間(9段階切り替え) | 周波数特性 | 20Hz~20k Hz |
| 最大音圧レベル(SPL) | 140 dB SPL | ノイズレベル(自己ノイズ) | 6 dB SPL (Aウェイト) |
| 接続方式 | XLR 3ピン | 電源 | ファンタム DC48V/約4.5mA |
| ボディ素材 | オールメタルシャーシ | 付属品 | サスペンション付ホルダー(H85), ウインドスクリーン(W414), ポップスクリーン(PF80), 布製ポーチ, キャリングハードケース |
AKG C414 XLⅡ-Y4は、9種類の指向性パターンを持つプロフェッショナル仕様のコンデンサーマイクです。往年の名機C12のサウンドキャラクターを再現し、ボーカルや楽器の存在感を際立たせるサウンドが特徴です。
| 指向性パターン | 9段階(無指向性/ワイドカーディオイド/単一指向性/ハイパーカーディオイド/双指向性と各々の間) | 周波数特性 | 20Hz - 20k Hz |
| 最大音圧レベル(SPL) | 140 dB SPL | ノイズレベル(自己ノイズ) | 6 dBA |
| 接続方式 | XLR | 電源 | ファンタム電源(+48V) |
| ボディ素材 | メタル製 | 付属品 | ショックマウント(H85)、ウインドスクリーン(W414)、ポップスクリーン(PF80)、データシート、布製ポーチ、キャリングハードケース |
AKG C414 XLSは、伝説的なC414シリーズの正統な後継機であり、プロフェッショナルなレコーディングに求められるあらゆる要求に応える高性能コンデンサーマイクロホンです。そのクリアでニュアンス豊かなサウンドは、ボーカルから楽器まで幅広い音源に対応します。
| 指向性パターン | 無指向性/ワイドカーディオイド/カーディオイド/ハイパーカーディオイド/双指向性と各々の間(9段階切り替え) | 周波数特性 | 20Hz - 20k Hz |
| 最大音圧レベル(SPL) | 140 dB SPL | ノイズレベル(自己ノイズ) | 6 dB SPL (Aウェイト) |
| 接続方式 | XLR 3ピン | 電源 | ファンタム DC48V/約4.5mA |
| ボディ素材 | オールメタルシャーシ | 付属品 | ショックマウント(H85)、ウインドスクリーン(W414)、ポップスクリーン(PF80)、布製ポーチ、キャリングハードケース |
AUSTRIAN AUDIO CC8 Stereo Setは、伝説的なCK1カプセルからインスピレーションを受けたOCC7カプセルを搭載したスモールダイアフラム・コンデンサーマイクです。ナチュラルでオープンなサウンドが特徴です。
| 指向性パターン | 単一指向性(カーディオイド) | 周波数特性 | 20Hz~20k Hz |
| 最大音圧レベル(SPL) | 156 dB SPL | ノイズレベル(自己ノイズ) | 6 dBA |
| 接続方式 | XLR 3ピンオス | 電源 | ファンタム電源(+48V) |
| ボディ素材 | 金属製 | 付属品 | ショックマウント, マイクケース, ウインドスクリーン, ホルダー, ステレオバー |









